面白い作品がたくさん読めました。
7月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:8165
ナイス数:442
小説のように (創元文芸文庫)
読了日:07月31日 著者:アリス・マンロー
バーニング・ダンサーの感想
異能力バトルあり、ミステリあり、重厚な作品でした。真犯人はわりと目星がつくがある人物の真意については不意を突かれた。怖すぎる… 主人公がバディを失った過去をどう乗り越えて、自分の業と向き合うことが出来るのか続きが楽しみです。
読了日:07月29日 著者:阿津川 辰海
さよならの言い方なんて知らない。9 (新潮文庫)の感想
遂に架見崎という世界の真実が広がりはじめていき、物語が終わりへ向かっている。架空の世界に現実が迫ってきていてどんな結末になるのか気になります。香屋がルール外から動き始めそうでワクワクします。
読了日:07月28日 著者:河野 裕
一週間後、あなたを殺します (GA文庫)の感想
殺し屋・ミミと暗殺対象者の1週間の日々を描かれている。決して単調になることなく、確かに意味があるエピソードになっていて最後まで惹きつけられました。ミミと関わってくる登場人物の生死、善悪の狭間に揺れる心理描写が見事だった。シリーズ化が楽しみ。
読了日:07月27日 著者:幼田ヒロ
空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) (創元推理文庫 M き 3-1)
読了日:07月26日 著者:北村薫
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編12 (MF文庫J)の感想
これぞ綾小路清隆!まさにダークヒーロー。見たかった姿と策略が見事に炸裂していて、3年生編が本当に楽しみ。龍園、坂柳、一ノ瀬、堀北を手中に納めていて、やること残っているかは不明だが魅せてくれるでしょう。それにしても一ノ瀬は使い物になるのか心配になる… 坂柳、龍園の対決の行方には驚いた。
読了日:07月25日 著者:衣笠彰梧
米澤穂信と古典部
読了日:07月24日 著者:米澤 穂信
怯まず前へ
読了日:07月24日 著者:酒井 俊幸
山本由伸 常識を変える投球術 (新潮新書)
読了日:07月23日 著者:中島 大輔
ウェルカム・ホーム! (幻冬舎文庫 ま 38-1)の感想
介護の仕事をコミカルに、しかし現実的に捉えて物語にしている。読みやすく面白い。仕事をどういう意識で行うかで見える景色は変わる。主人公が金を稼ぐ手段として捉えていた介護の仕事だが、続けていくうちに立派に介護士になっていく姿は良かった。どんな仕事でもそうだけど、やらされているうちは駄目なんだよね。
読了日:07月23日 著者:丸山正樹
爆弾 (講談社文庫 こ 90-6)の感想
知能犯スズキタゴサク対警察官の使命、倫理観が読み応えありました。揺れる胸中を描くのが非常に上手いので、読者であるこちら側もスズキタゴサクの悪意に侵略されそうになる。しかし、最後に見せたそれぞれの刑事の気持ち表明は希望があって良かったです。
読了日:07月21日 著者:呉 勝浩
クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 (講談社文庫 か 132-11)の感想
短編集だが、1話1話読み応えがある。警察という組織の穴を埋める京介と小春のコンビの活躍っぷりが見事でした。切ない現実ばかりを見せられるが、わずかでも救いを見る展開にホッとする。もっと出来ることはないかと考える京介の真っ直ぐな気持ちが刺さってくる。
読了日:07月19日 著者:川瀬 七緒
歌の終わりは海 Song End Sea (講談社文庫 も 28-86)の感想
自殺、尊厳死をテーマにした不可解な事件だった。自殺を忌避する気持ちも分かるが、死にたくなるという本人の気持ちを否定したくもない。難しいけど、結局のところ正解はないのだろう。
読了日:07月17日 著者:森 博嗣
ディテクティブ・ハイ 横浜ネイバーズ(5) (ハルキ文庫 い 27-5)の感想
推し活、孤独に漬け込む金融、合法タイマ、闇バイトの裏を描いていた。1番はロンが成り行きとはいえ仕事の方向が定まってきたのは良いことかな? 周りが変わるがロンはどういう道を選ぶのか気になる。ヒナをめぐる争いもどうなることやら。
読了日:07月16日 著者:岩井 圭也
歌人探偵定家: 百人一首推理抄
読了日:07月15日 著者:羽生 飛鳥
イクサガミ 天 (講談社文庫 い 148-1)の感想
時代の狭間に生きる強者達がそれぞれの信念を掲げてデスゲームに参加する。登場人物それぞれの背景が見えるからこそ、戦いに熱が入る。しかし切ない離脱も入っていて容赦ない。愁二郎と双葉が願いを叶えるため、生き残れるのか非常に続きが気になる。
読了日:07月13日 著者:今村 翔吾
ことり (朝日文庫)の感想
美しい表現に胸を掴まれ、文章が心に刻まれていく。ことりのお世話をする人生は一見すると普通ではない。しかし、彼の人生を否定したくないと思える物語でした。最後の最後までらしい生き方を貫けて良かった。
読了日:07月12日 著者:小川 洋子
馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow (講談社文庫 も 28-84)
読了日:07月10日 著者:森 博嗣
<銀の鰊亭>の御挨拶 (光文社文庫)
読了日:07月09日 著者:小路幸也
密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
読了日:07月08日 著者:鴨崎暖炉
僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ文庫JA)の感想
タイトルが良い。ゆったりした空気感なのに緊迫感もあって、最後まで惹きつけられる。主人公の個性を受け入れてくれる人達の優しさもじわっとくるものがありました。
読了日:07月06日 著者:小路 幸也
明智恭介の奔走の感想
明智先輩は本当に良い人だからこそ、彼を掘り下げる1冊になっていて良かったです。どれも大したことないような事件だからこそ、明智先輩の緩さが見れました。しかし、ミステリとして誠実な部分があるのも良かったです。シリーズ化して欲しい…
読了日:07月05日 著者:今村 昌弘
最後の鑑定人の感想
再読。科捜研の砦を読んだ後に読み返しました。
読了日:07月03日 著者:岩井 圭也
科捜研の砦の感想
最後の鑑定人の前日譚にあたるエピソード。土門がいかにして最後の鑑定人に至ったのかが分かり、痛みが伴うものがあった。その他のエピソードは仕事人、大人として刺激になる勇気がありました。シリーズとして定着してほしい魅力があります。
読了日:07月02日 著者:岩井 圭也
猫と罰の感想
猫が9つの生を生きる設定で、その時に出会う人に振り回されてしまうが、最後の生で信じられる人に出会い変わっていくのは感慨深い。人、猫は縛られて生きているよりものびのびと生きられるのが1番だ。
読了日:07月01日 著者:宇津木 健太郎
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