生き方、創作、後悔せずに周りを気にしないで自分の道を進む執念があって、思わず引き込まれていきました。
会社、彼女、自分以外を大切にしても、本心が違う方向を向いていたら辛いだけ。
やりたいことから目を背けない意思が大事。
だから、自分がやりたいことに踏み出す勇気が出るような作品でした。
登場人物の味付けもパンチ効いていて、良い感じでした。
主人公がどう狂っていくか楽しみな作品ですね。
書かずに死ねるか。
大企業に勤めて仕事も順調、
彼女とも良い感じな
社会人・黒田マコトは、
実生活の小さな積み重ねによって
心を病んでしまう。休職し療養に励む黒田は、
学生時代の文芸部の後輩・
黄泉野季郎と再会する。卒業後、売れっ子小説家になっていた
黄泉野に焚き付けられ、
黒田は再び筆を執ることにするが、
それは艱難辛苦の道だった―――