青春グラフィティ、第2巻!
まひるが能力に目覚めて、浩人の空白の3年間のピースに迫る今巻。
テーマとしては、"妥協"、"諦め"。
中高生にありがちな、先が見えたと思った途端に諦めてしまう、妥協するってことを浩人がやってしまう。
でも仕方ないよねーって(自分もそうなる時がある)思うんだが、庵田先生は逃がさない。
まひるが文化祭の成功を諦めてない姿を見せて、浩人の復活を促す。そして、浩人を中心にまた無茶な抗いをして、円満な終わりを目指す。
青臭い青春、ここにあり。
結局、浩人の過去の具体的な内容は分からなかったが、断片的な情報が分かった。
そして、1.2巻と静かにしてた、メインヒロイン(推定)の大河内葵が動き出しそうで、3巻が楽しみ。
あと、表紙の2人の男は誰かと思ったら生徒会か。
ココロコネクトの時は生徒会の掘り下げが甘かったから、今作はその反省からかじっくりと生徒会のことを書いてるな。
それにしても、ご都合主義でも、何でも、強引に動き出そうとするのは面白いよな。