第11回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作。
昨年の新人賞作品で1番面白くて、印象に残る作品でした。
6月に作者の遍先生の新作が出るということで読み返したら、色褪せぬ面白さ。1度目とは違う感情が沸き起こってきて、改めて良い作品だと思います。新人でありながら、硬い構成とキャラの造形が深いなど色々ありますが、1番は作者が伝えたいことが伝わるようになっているのが強みかと。
家族とは、他人と関わるということ、頼ること、話すこと、全てが生きていくうちに必要な事なんですけど。捉え方は人の数だけあると思うので、平浦家は特殊だけど普通でもあるのかと。
今まで見てこなかったものを見ようとするのは尊いことだと思います。
素晴らしい作品なので、今、何か悩んでる人に読んでもらいたい!