- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: 文庫
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(内容)
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。
(感想)
先日、映画を観たので、原作を読みました。
猫である、ナナと飼い主のサトルの旅路は小中高の同級生達と会い、そして、育ててもらった義母の家にたどり着く。
サトルは死ぬために生きるのではなく、生きるために死んだんだなと思いました。
最後まで、良い思い出を作るためにナナと旅をしていて、前向きな生き方で良いなと思いました。
映画では削られていた、ヨシミネの話が1番好きかも。映画で見たかったなぁ。
現在、映画も公開されてますので、そちらの方と原作も気になる人には手を伸ばしてもらいたいです。