羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

旅猫リポート

旅猫リポート (講談社文庫)

旅猫リポート (講談社文庫)

(内容)

野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。

(感想)

先日、映画を観たので、原作を読みました。

猫である、ナナと飼い主のサトルの旅路は小中高の同級生達と会い、そして、育ててもらった義母の家にたどり着く。


サトルは死ぬために生きるのではなく、生きるために死んだんだなと思いました。

最後まで、良い思い出を作るためにナナと旅をしていて、前向きな生き方で良いなと思いました。


映画では削られていた、ヨシミネの話が1番好きかも。映画で見たかったなぁ。


現在、映画も公開されてますので、そちらの方と原作も気になる人には手を伸ばしてもらいたいです。