羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

後宮の毒華 夏炎の幽妃

後宮の毒華 夏炎の幽妃 (角川文庫)

シリーズ作品をよく書いてる作家だからか、展開や物語の膨らみ方が上手いなと。スムーズに読める。

蘭が今回は変装になれてきて、落ち着いてきた感がありましたがひやっとする場面があって危うい。変装がバレるのが先か。それとも姉が戻るのか先か。どっちに転ぶのか気になりますね。少しは姉の情報が欲しいですね。蘭の憶測はあるみたいだけど、本人の真意が気になります。

 

蘭が切ない時を過ごしていて、ハッピーエンドになって欲しいが。

 

ドゥドゥの出番が少ないが、印象に残りますね。

 

あらゆる毒に通ずる妃と、身代わり妃として後宮に潜入した少年が謎を解く!

時は大唐。後宮で失踪した姉に代わり、
弟の高玉蘭は身代わり妃として奮闘中だ。
夏の初め、玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃の発案で、
後宮の妃嬪が集う盛大な宴が開かれることに。
そこには高名な詩人・李白も招かれていた。
しかし彼は楊貴妃ではなく玉蘭に詩を捧げた上、
酒に毒を混入した疑いをかけられて……。
掟破りな公主様や、後宮に起こるという火焔妃の祟りなど、
夏の後宮は事件に満ちて。
毒妃と身代わり妃の後宮事件簿、第2弾!