羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

るろうに剣心 1 ―明治剣客浪漫譚―

るろうに剣心 1 ―明治剣客浪漫譚― (集英社文庫(コミック版))

アニメを見ていて、登場人物の義を通す姿が印象的で良かったので、読んでみました。

人斬りで名を騒がせた剣心が心を入れ替えて、人を殺さずの姿勢を貫くのは応援したくなります。

そんな剣心を引き留める薫の優しい剣の心構えは血に濡れた過去を持つ剣心にとって救いになる。

小さな身体でありながら強気な弥彦。

悪を背中に持ち、恩師の意思を継ぐ左之助

それぞれの切実な気持ちが伝わってくる物語で面白いです。

戦いも熱くて、夢中になれます。

 

続きが楽しみ。

 

明治十一年、東京下町では「神谷活心流・緋村抜刀斎」を名乗る辻斬りが世間を騒がしていた。神谷活心流の神谷薫は、活心流を騙る“犯人”を捜す中、頬に十字傷、逆刃刀を持つ男・緋村剣心と出会うが…!? 明治剣客浪漫譚開幕!!