忙しくて、30冊を切りましたが、面白い作品をたくさん見つけられました。
・おすすめ作品
ヴァンプドッグは叫ばない
草原のサーカス
あの子の殺人計画
怪物にゆりかご
楽園の犬
鏡の国
ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編: Sister編
ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: Brother編
ハツカネズミと人間
ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人
グレイラットの殺人
あなたが眠るまでの物語
盤上に君はもういない
9月の読書メーター
読んだ本の数:26
読んだページ数:9526
ナイス数:530
カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep (講談社文庫)の感想
ひと夏の青春物語としてまとまっていた。人のやり遂げる可能性や幅について考えさせられました。
読了日:09月30日 著者:森 博嗣
盤上に君はもういない (角川文庫)の感想
女性であること、病気であること、様々な困難にあっても棋士として諦めない不屈な女性の愛の物語でした。終盤まで見えない謎に引っ張るなと思いましたが、真相が明かされてみると、これは仕方なかったのだと納得するしかない。様々な棋士、記者の在り方に刺激を貰えました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/29/210000
読了日:09月28日 著者:綾崎 隼
あなたが眠るまでの物語 (メディアワークス文庫)の感想
凄く心に訴えかけてくるメッセージがあって、忘れられない1冊になりました。人の死というのは避けられないもの。本人と家族との距離感や価値観、生死の捉え方は違うということ。どう向き合っていくのかを考えていく物語でした。読んでいて、じーんと目頭が熱くなりました。長く生きるというのは簡単ではない。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/28/210000
読了日:09月28日 著者:遠野 海人
遠い唇 北村薫自選 日常の謎作品集 (角川文庫)の感想
うーん。
読了日:09月27日 著者:北村 薫
グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMク 23-4)の感想
前巻の真相に痛めつけられたが、今回はわりとユーモア多めで楽しめました。不思議な事件現場から違和感を見つけ、妨害にも屈せず犯人に突き進むポーとティリーのコンビが魅力的過ぎる。ブレーキがなくてアクセルしかない感じ好きです。事件の複雑さも良きです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/27/210000
読了日:09月26日 著者:M・W・クレイヴン
ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人 (メディアワークス文庫)の感想
人を傷つけない表現はない。それが現実。それでも創作者として矜持を持って、表現をしていく拝島先生の決意は希望があって良かったです。小説から受ける影響、SNSで吐き出す人を傷つける言葉、全て自覚しなければならないなと思います。犯人との探り合いはスリルがあり、良かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/25/210000
読了日:09月25日 著者:野宮 有
悪ノ黙示録: -裏社会の帝王、死して異世界をも支配する- (ガガガ文庫)の感想
ヤクザがファンタジー世界に転生。出来レース、ご都合がよろしすぎるなぁ。
読了日:09月24日 著者:牧瀬 竜久
でぃすぺるの感想
少年少女の成長としてはGOOD。ミステリ、ホラーとしてはあんまり。
読了日:09月23日 著者:今村 昌弘
午後のチャイムが鳴るまではの感想
読み終えたら、あぁ!と繋がりに気づき、満足して読み終えられる短編集でした。馬鹿なことに夢中になれる高校生の時間は貴重なものです。タイトルの意味が分かる、名探偵の暗躍っぷりが1番の謎だったかな笑 ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/22/210000
読了日:09月22日 著者:阿津川 辰海
ハツカネズミと人間 (講談社文庫)の感想
2人で一つの目標に向かって生きていたかっただけなのに… 哀しく、寂しい幕引きに胸が痛む。なんでこうなってしまうんだろうと。貧しくても一日一日を生きていた日々はかけがえのないものだった。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/24/210000
読了日:09月22日 著者:ジョン・スタインベック
わたしの幸せな結婚 三 (富士見L文庫)の感想
美世が着実に成長していて、微笑ましい。
読了日:09月21日 著者:顎木 あくみ
鬼人幻燈抄(六)-明治編 夏宵蜃気楼 (双葉文庫)の感想
鬼と人の親子関係は複雑だけど、甚夜の気持ちが伝わっているからこそ拗れてしまう気持ちも分かる。
読了日:09月20日 著者:中西 モトオ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 (GA文庫)の感想
息抜き、ベルのダンジョンジャンキーを落ち着けるために学区で学ぶ少年少女達に紛れるのは良い気分転換になるんじゃないかな。リューさんがヘスティアファミリアに加わったりと変化もある。いつも頼りにしていたエイナさんの家庭にも触れていて、情報量はある。学区編があと1冊で終わってしまうのが惜しまれる。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/20/210000
読了日:09月20日 著者:大森藤ノ
ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: Brother編の感想
うお、凄い。sister編からのbrother編になって、違和感やしこりが吹き飛んだ。見方が変わると出来事の違う方面を炙り出せるのか。これは片方ではなく、両方読まないともったいない。続いて欲しいな。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/18/210000
読了日:09月18日 著者:井上 真偽
ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編: Sister編の感想
事件を複数の視点で見たら真相が変わって見えるという試みは興味深くて読みました。そこを抜きにしても楽しめると思いました。ミステリとして各話の推理が良かったし、姉妹の仲も良く、小気味よく進行していて面白かったです。brother編でどう見え方が変わるのか楽しみです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/17/210000
読了日:09月17日 著者:井上 真偽
鏡の国の感想
作中作品というのを忘れてしまいそうになるくらい練られている。だから終盤に明かされる反転の際の細やかな伏線配置に丁寧さを感じる。社会的問題、病気、メッセージ性をはらみながらもまとめきって、了までいけたことにエールを送りたい。素晴らしかった。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/16/210000
読了日:09月16日 著者:岡崎 琢磨
吉田正尚 ROAD to the TOP <頂への冒険>の感想
好きな野球選手なので読みました。頂を目指す為に日々努力や工夫をして、常に向上心を持ち続けるのは大リーガーという夢があるからか。今年はWBC、大リーグ挑戦が重なっていたが乗り越えているのは常に思考を回し、行動しているからか。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/26/210000
読了日:09月14日 著者:吉田正尚
楽園の犬の感想
戦争という荒波に巻き込まれると人々の倫理観が歪んでいってしまう。戦争のための死を名誉だと思ってしまう。それは悲しいことだ。病気のおかげでサイパンで働くことになった男が毒に触れながらも自分の心の核を離さなかった覚悟に胸に重たくのしかかってきました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/13/210000
読了日:09月13日 著者:岩井 圭也
怪物のゆりかごの感想
胸糞悪い事件だが、バッドエンドの手前で止められたり、探偵と助手のコンビの関係性ややりとりなどかあって前を向いていける形で終われたのかな。ミステリとして謎に迫っていく緊迫感と意外な犯人像に揺さぶられて良かったです。イジメはいつかなくならいものか。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/11/210000
読了日:09月11日 著者:遠坂八重
ちぎれた鎖と光の切れ端の感想
作品の構成が非常に良いが、テーマがちょっと古臭く感じてしまったのが惜しまれる。1部、2部が繋がった瞬間のカチッとハマった伏線回収は見事でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/10/210500
読了日:09月10日 著者:荒木 あかね
琥珀の夏 (文春文庫 つ 18-7)の感想
あらすじにまんまと引っかかって、驚かされました。とはいえ種明かしが中盤にあるのが意外でした。むしろそこからが本番でした。宗教、親子、保育、家庭、様々な要素が詰め込まれていて、回収し切れてないように思えるが、大事なものは掴んでいたから良いか。幼少期の消えない思い出は汚れていなかった。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/08/205149
読了日:09月08日 著者:辻村 深月
あの子の殺人計画 (文春文庫 あ 78-3)の感想
社会の貧富の差なら生まれる想像力の違いはかなりあるのだなと。認識、固定観念がひっくり返る真実に驚いた。全てが繋がった瞬間、最初から組まれていた伏線が襲いかかってきました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/06/210000
読了日:09月06日 著者:天祢 涼
草原のサーカス (新潮文庫 あ 83-4)の感想
読んでいて、正しくあるのと良い行いは会社や環境次第では成り立たないのだなと。軸になる2人の姉妹の成功からの失敗への落下具合は現実でもありそうで、ザワザワした気持ちになりました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/05/210000
読了日:09月05日 著者:彩瀬 まる
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 下 (角川スニーカー文庫)の感想
待ちすぎて内容覚えてないが、後藤さんのめんどくささは覚えていた。ただ、吉田も情けない。互いにお似合いのような2人だな。初めから想い合ってるのに勇気が出せない人間臭さを上手く描いていました。正直微妙な結末でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/04/210000
読了日:09月04日 著者:しめさば
あと十五秒で死ぬ (創元推理文庫)の感想
発想、仕掛けは面白いと思ったが文章が読みづらい。15秒が1番良かったが最初にある分、後の話が蛇足に感じてしまった。
読了日:09月03日 著者:榊林 銘
ヴァンプドッグは叫ばないの感想
圧巻のミステリ。現代設定で吸血鬼が登場してきて、いるわけないのに状況設定からいるとしか思えなくなってしまう。摩訶不思議な殺人、脱走した殺人鬼、緊迫感ある展開で最後の最後まで好奇心が鷲掴みされました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/02/210000
読了日:09月02日 著者:市川 憂人
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