武田先生の新作、だれゆう、杉浦李奈、よう実、二番目な僕と一番の彼女が素晴らしかった。
・おすすめ作品
可哀想な蠅
誰が勇者を殺したか
ベイビー、グッドモーニング
ヒート
チームII
チームⅢ 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー2
法医昆虫学捜査官
手のひらの音符
公務員、中田忍の悪徳 (7)
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 X 怪談一夜草紙の謎
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編10
二番目な僕と一番の彼女
コーチ
10月の読書メーター
読んだ本の数:30
読んだページ数:9565
ナイス数:672
コーチ (創元推理文庫)の感想
能力があるが、燻っている刑事の背中を押すコーチ的存在である向井が非常に魅力的。だからこそ、背中を押され、花開いた刑事達が向井のために動く展開は人情味があって良かった。人を導くのは簡単ではない。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/31/210000
読了日:10月31日 著者:堂場 瞬一
二番目な僕と一番の彼女 (ファンタジア文庫)の感想
心の傷を持ちながらも、支え合う主人公とヒロインの関係がとても良い。始めはラブコメだけど安定感あるなと思ってましたが、それぞれの家庭事情が明らかになると、背負うものの重さを知り、2人の関係の推移が気になって仕方なかったです。次巻も楽しみです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/29/210000
読了日:10月29日 著者:和尚
大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J)の感想
ケンカップルの闘争って良いよね。
読了日:10月29日 著者:かつび 圭尚
スーツケースの半分は (祥伝社文庫)の感想
旅の良さと困難が描かれていて、読んでいて登場人物の心中を追うのに夢中になります。
読了日:10月28日 著者:近藤史恵
アンチ整理術 Anti-Organizing Life (講談社文庫)の感想
整理整頓はモノだけてなく、考えにも通ずるのかな。
読了日:10月27日 著者:森 博嗣
シンプリスト生活 (BUSINESS LIFE)の感想
シンプルに自分の好きに従う生活をしていてTommyチャンネルを発見して著書もあると知り読みました。物の持ち方だけでなく、仕事、プライベートに関するヒントもあり、非常にためになった。これを読んで、自分の生き方のヒントになりました。
読了日:10月26日 著者:Tommy
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編10 (MF文庫J)の感想
退学者を生み出す試験はやはりピリピリする。しかし、その緊迫感が良い。坂柳、堀北、一ノ瀬、龍園、それぞれのリーダー視点で見れたのは嬉しいし、それぞれの欠点が見えたものの、らしさも見えた。バランス良い構図だった。清隆が目指す行動の先をそろそろ知りたくなりました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/25/210000
読了日:10月25日 著者:衣笠彰梧
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 X 怪談一夜草紙の謎 (角川文庫)の感想
李奈が売れっ子作家みたいな扱いを受けて戸惑っている様子は現実でもあるのかなと想像してしまう。だけど李奈が地に足つけた歩みをしているから揺らぐ心配がないのは非常に安心で、応援したくなります。今回は親子関係を突いていて、胸糞悪い裏事情がありつつ、李奈の成長もあって読後感が素晴らしかった。また、シリーズのメタ要素には驚いた。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/26/210000
読了日:10月25日 著者:松岡 圭祐
疵痕とラベンダー (潮文庫)の感想
謎の塩梅が絶妙で青春具合も上手く絡まっていました。
読了日:10月23日 著者:太田 紫織
公務員、中田忍の悪徳 (7) (ガガガ文庫 ガた 9-7)の感想
表紙の通り、ヒロイン達にスポットを当てた話になっていて、今までの積み重ねが爆発した感じでとても良かった。それぞれ違う形で忍を想っていた。また、忍が抱えていたことが明らかになり、欠けている心にヒロイン達がアタックしていくのが構図が良い。どう締めるか楽しみです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/24/210000
読了日:10月23日 著者:立川 浦々
唐木田探偵社の物理的対応の感想
現代に現れる怪異に抗う探偵社の個性的な面々が非常に魅力的でした。それぞれのバックボーンが描かれていて、内面と外面は違うということ。巻き込まれ主人公が成長していく様子も良かった。
読了日:10月23日 著者:似鳥 鶏
手のひらの音符 (新潮文庫)の感想
あぁ、心に届く台詞が散りばめられていて、読み終わるのが非常に惜しい気持ちになりました。好きな仕事で誇りを持っていた会社の事業が撤退することになり、途方にくれる。そんな時に恩師が病気になったという連絡が届き、追想していくように昔を振り返る。山あり谷ありの人生、大切な人、感情は忘れないようにしよう。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/23/210000
読了日:10月21日 著者:藤岡 陽子
夜の蔵書家: 古本屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)の感想
うーん。
読了日:10月19日 著者:紀田 順一郎
法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)の感想
難事件を解く鍵は昆虫学にあり。警察の上層部の思いつきで捜査に法医昆虫学者加えることに。新たな視点から事件を見ると、違った見え方が出来るのが面白かったです。単純な殺人かと思ったら、入り組んだ事情が潜んでいて、徐々に真相に近づいていくスリルがありました。バディものとしても良いです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/19/210000
読了日:10月18日 著者:川瀬 七緒
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)2 (GA文庫)の感想
再読。一輝とステラの不器用な恋愛関係も良いが、剣士としての距離もまた良い。綾辻先輩の本心を探り、信じた一輝の強さも誇らしいね。蔵人とのギリギリのバトルも高みを目指す者同士ならではで熱かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/18/210000
読了日:10月16日 著者:海空 りく
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー2 (GA文庫)の感想
本編のリューさんを見たうえで、彼女の掘り下げが描かれた今作を読むと感慨深いものがある。アストレア様の偉大さと包容力は素晴らしい。リューさん自身も、後輩にも良い時間が過ごせていたのだなと。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/16/210000
読了日:10月16日 著者:大森藤ノ
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) (GA文庫)の感想
再読。完結するそうなので読み返しました。熱い。一輝と桐原の戦いは結末を知っていても見事だと思う。孤独だった一輝がステラと出会い、惹かれ合う流れは王道だが、それが良い。諦めずに夢に向かい努力する一輝を知る人は応援したくなるよなと。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/14/210000
読了日:10月14日 著者:海空 りく
古本屋探偵登場: 古本屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)の感想
いまいち。乗れなかったなぁ。
読了日:10月14日 著者:紀田 順一郎
ムシカ 鎮虫譜 (実業之日本社文庫)の感想
虫と音楽を組み合わせる強引さに説明が欲しかったな。命の危機に陥って、殻を破るのは良かった。
読了日:10月12日 著者:井上 真偽
#みんな大好き能見さんの美学(ポーカーフェイスの内側すべて明かします)の感想
自己認知と気づきのアンテナが上手いから、長く現役を続けられたのだなと。また、オリックスに戻ってきて欲しいです。
読了日:10月11日 著者:能見篤史
チームⅢ 堂場瞬一スポーツ小説コレクション (実業之日本社文庫)の感想
山城が現役引退して、実家で働いているところにコーチの依頼が来るという流れ。燻っているランナーの尻叩きとして期待されるわけだが、まぁ初めから引き受けないよな笑 ただ、決め手となったことは笑ってしまいましたがこれしかないかな。山城がコーチとして悩むのは新鮮でしたが、彼の中で大きな変化が生まれていて良かった。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/12/210000
読了日:10月11日 著者:堂場 瞬一
チームII (実業之日本社文庫)の感想
ヒートの続き。甲本とのデッドヒートを制した山城に待っていたのは故障だった。天才、才能溢れる彼だからこそ無縁だったリハビリや調整に苦労するのは無理ない。所属チームも解散、走れない。引退しそうな中、チームIで登場していた浦や周りの人達が山城を支えていくのが描かれている。これ読んだら山城を嫌いになれそうにない。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/11/210000
読了日:10月09日 著者:堂場 瞬一
ヒート (実業之日本社文庫)の感想
非常に読み応え抜群。世界最高記録を作るためのマラソン大会を開く。そのためには手段を選ばないのはいっそ清々しさがある。しかしアスリート目線だと傲慢キャラだけど記録に向き合う山城の気持ちも少し分かる。燻っている現役ランナーの甲本の葛藤や苦しみ、そこからの必死な走りに惹きつけられました。エピローグが気になり過ぎる!ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/09/210000
読了日:10月07日 著者:堂場 瞬一
同じ星の下にの感想
優しい誘拐を描いていて、ある程度先が読めてしまうのが難点だが誘拐犯と虐待されていた人質の関係は安らぎの時間だったのは良かったです。家にいるよりも、誘拐されていた方がマシというのは悲しい。その子を救う為の物語で、誘拐犯の為でもあった。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/05/210000
読了日:10月05日 著者:八重野 統摩
ミナヅキトウカの思考実験の感想
献本で読ませて頂きました。題材が思考実験、ミステリ、オカルトとあって、各話の謎の始まりから解決まで興味が尽きることがなかった。登場人物、特に主要人物の造形や主義がありがちかなと思ったが、そこは若さゆえと捉えられたら楽しめるかと。シリーズ化したら良いですね。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/04/210000
読了日:10月04日 著者:佐月 実
超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)の感想
哲学を少しずつ齧れたようで良かったです。たまにハッと気付かされることがありました。
読了日:10月03日 著者:
追懐のコヨーテ The cream of the notes 10 (講談社文庫)の感想
コロナ禍の事について。元から個で動く気質の人にとっては快適になっただけというのは非常に頷ける。
読了日:10月03日 著者:森 博嗣
ベイビー、グッドモーニング (角川文庫)の感想
久しぶりに読み返しました。何度読んでも良いものは良い。余命間近の人達とフランクな死神の問答や関わり方が魅力的です。また、死に際に諦めて死ぬのではなく、生を噛み締めて死ぬ美学を感じました。死に際に後悔しない生き方をしたいなと。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/13/210000
読了日:10月02日 著者:河野 裕
誰が勇者を殺したか (角川スニーカー文庫)の感想
ミステリだけど、誰が殺したかではなく、なぜ死んだ。という感じで勇者一行のパーティメンバーに勇者の話を聞いていくのは上手い構成だなと。勇者本人パートに入り、女王、そして裏側に迫るにつれてそうだったのかという驚きと関心が生まれました。魔王、勇者、預言者、女王、パーティ、お約束の形をシビアに見たらこうなるのかなと面白かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/02/210000
読了日:10月01日 著者:駄犬
可哀想な蠅の感想
黒すぎる〜 読んでいて言葉に斬りつけられているみたいだった。表題作から始まる短編集。その表題作からして重たい現実を突きつけてくる。他の話も呑気に生きてるだけでは見逃してしまう気持ちを大事にしていて、読み終えた後の余韻が苦くても心に残りました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/01/210000
読了日:10月01日 著者:武田 綾乃
読書メーター