羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2024年8月に読んだ本

よく読めたー。

ハマる作品があって良かった。

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:7556
ナイス数:363

ボタニストの殺人 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)ボタニストの殺人 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
シリーズ初の上下巻。いつもより静かで緩い雰囲気があるが、粛々と殺人を犯されていくのが怖い。どうやって、誰が行なっているのかポー達は突きつけられるのか下巻に期待。
読了日:08月30日 著者:M・W・クレイヴン
罪びとの手 (角川文庫)罪びとの手 (角川文庫)感想
最初から最後まで見事に作者の思惑通りに転がされた。見事なミステリでした。一つの事件を色々な人物から捉えて徐々に見えてくる、じりじりと焦らしてくる展開が良すぎた。真実、意図に関して明かされた時に見事にしてやられた感じが嬉しかったです。
読了日:08月29日 著者:天祢 涼
嘘か真言か嘘か真言か感想
嘘を見抜く裁判官と新米判事補の探り合いは良い関係性だった。派手な事件を扱っていないが、裁判で見せる嘘の真意を考えることは大切なことで、人の話す言葉だけで判断するべきではないといった感じなエピソードが連なっていて、余韻が残る作品でした。
読了日:08月28日 著者:五十嵐 律人
時給三〇〇円の死神 (双葉文庫)時給三〇〇円の死神 (双葉文庫)
読了日:08月26日 著者:藤まる
少女には向かない完全犯罪少女には向かない完全犯罪感想
練りに練られたミステリで次々と繰り返される反転に驚かされた。まさにタイトルのような物語で最後まで貫いたのは見事でした。
読了日:08月25日 著者:方丈 貴恵
陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)
読了日:08月24日 著者:野村美月
集結 (P分署捜査班) (創元推理文庫)集結 (P分署捜査班) (創元推理文庫)感想
訳アリだけど有能?そんな刑事達が集まり、事件に挑む。ミステリとして気になるし、人物の群像劇としても追いかけたくなる作品でした。
読了日:08月23日 著者:マウリツィオ・デ・ジョバンニ
ソウルメイト (集英社文庫)ソウルメイト (集英社文庫)
読了日:08月20日 著者:馳 星周
午前3時33分、魔法道具店ポラリス営業中 (PHP文芸文庫)午前3時33分、魔法道具店ポラリス営業中 (PHP文芸文庫)
読了日:08月19日 著者:藤まる
雨降る森の犬 (集英社文庫)雨降る森の犬 (集英社文庫)
読了日:08月17日 著者:馳 星周
貴婦人Aの蘇生[新装版] (朝日文庫)貴婦人Aの蘇生[新装版] (朝日文庫)
読了日:08月15日 著者:小川 洋子
共闘<セオリーを覆す父と娘のコーチング論>共闘<セオリーを覆す父と娘のコーチング論>
読了日:08月14日 著者:田中健智
シャルロットのアルバイト (光文社文庫 こ 34-9)シャルロットのアルバイト (光文社文庫 こ 34-9)
読了日:08月13日 著者:近藤史恵
バールの正しい使い方 (徳間文庫)バールの正しい使い方 (徳間文庫)感想
パールってそういうことか〜となること間違いなし。少年の成長、変化としてだけでなく、仕掛けの方法も見事だった。心理描写も巧みでした。終盤は人によって評価分かれるかもしれないけど、全体的に見れば良かったのではないか。
読了日:08月12日 著者:青本雪平
王妹のブリュンヒルド (電撃文庫)王妹のブリュンヒルド (電撃文庫)感想
よくぞここまで無慈悲な物語を生み出せるなと。今回はわりと先が見えたけど、それでも最後の結末は印象的だった。これはこれで心にくるものがある。
読了日:08月10日 著者:東崎 惟子
青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない (電撃文庫)感想
ずっと謎に包まれていた霧島透子のベールが剥がされていく。まさかその件に繋がるとは思っていなくて不意を突かれた。たしかにそれはありうる可能性だったけど、考えないようにしていたのかもしれない。次巻咲太がどんな決断を下すのか見逃せないです。どうか幸せな方法を見つけて欲しいと思うのは勝手な気持ちかもだけど、そう願ってしまう。
読了日:08月10日 著者:鴨志田 一
新版 お金の減らし方 (SB新書 657)新版 お金の減らし方 (SB新書 657)感想
共感できる部分が多かったし、考えの理由まで書いてるので納得。周りや流行りを気にせず、自分軸で考えて生きていけばお金は貯まっていくよなと。自分を持つというのは様々な面で大事。先生の作家としての歩みはファンタジーっぽいけど笑
読了日:08月09日 著者:森 博嗣
東京の子 (角川文庫)東京の子 (角川文庫)
読了日:08月08日 著者:藤井 太洋
滅私 (新潮文庫 は 65-2)滅私 (新潮文庫 は 65-2)感想
読んでいて、頭が良い意味でぐちゃぐちゃになる。捨てることで無駄を省き生き方が楽になる。だけどそれで良いの?と問いかけられる。展開が読めず、最後までハラハラしながらも無機質だった語り手の変化は良かったかな。そうなるのかという驚きと納得がありました。
読了日:08月06日 著者:羽田 圭介
イクサガミ 地 (講談社文庫 い 148-2)イクサガミ 地 (講談社文庫 い 148-2)感想
三部作の二作目ということで繋ぎの話だった。デスゲームの主催者の正体や目的が明らかになりつつあり、完結へ向けて期待が膨らむ。ただ、少し退屈感は否めなかったか。まぁ、構想上仕方ないのかなと。完結である次巻で畳めるのか注目です。
読了日:08月06日 著者:今村 翔吾
杖と剣のウィストリア グリモアクタ ―始まりの涙― (GA文庫)杖と剣のウィストリア グリモアクタ ―始まりの涙― (GA文庫)感想
前日譚。これを読んでアニメを観たら原作を読みたくなること間違いなし。商売が上手いなぁ。原作で感じていた違和感をことごとく解消していて、本編でやって欲しい内容でもあったのは踊らされている感じがしました。褒めてます。笑
読了日:08月05日 著者:大森藤ノ
P・O・S: キャメルマート京洛病院店の四季 (ハヤカワ文庫 JA カ 10-2)P・O・S: キャメルマート京洛病院店の四季 (ハヤカワ文庫 JA カ 10-2)
読了日:08月04日 著者:鏑木 蓮
エンドロール (ハヤカワ文庫JA)エンドロール (ハヤカワ文庫JA)感想
孤独死、人と人の繋がりをテーマにしていて身につまされました。死は遠くないことは知っている。だけど遠ざけたくなる気持ちがある。1人の老人の孤独死と向き合い、彼の過去を探っていくうちに見えたものは決して軽んじてはいけないもので、孤独死というものの捉え方を見直させてくれました。タイトルがエンドロールは人生のことだと思うとグッときました。
読了日:08月02日 著者:鏑木 蓮
風は山から吹いている (二見文庫)風は山から吹いている (二見文庫)感想
お世話になったコーチと後味悪い別れ方をしていたが、久しぶりに電話かかってきたと思ったら無言だった。次の日に悲報が届く。なぜ彼は電話をかけてきたのか。事故が自殺、どっちなのか。真意を探るために山を登る彼らの秘密の明かし合いには驚かされました。真実を求めて辿り着いた結末にジワっと胸に切なくも暖かい気持ちが溢れてきました。
読了日:08月01日 著者:額賀澪

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