羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2023年11月読んだ作品

体調崩したり、マラソン大会あったりと読書の意欲が落ちてしまいました。

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:7012
ナイス数:611

小説 ブルーピリオド あの日の僕ら (KCデラックス)小説 ブルーピリオド あの日の僕ら (KCデラックス)感想
本編の裏側を見れて、ブルーピリオドが好きな人、キャラが好きな人は読んで欲しい。どのエピソードも良かったけど、個人的に橋田の話は読めて良かった。
読了日:11月30日 著者:行成 薫
マスカレード・コンフィデンス 詐欺師は少女と仮面仕掛けの旅をする (MF文庫J)マスカレード・コンフィデンス 詐欺師は少女と仮面仕掛けの旅をする (MF文庫J)感想
最優秀賞作品にふさわしい大作でした!嘘つき主人公と特殊能力持ちの少女が出会うことで動き出す物語は激しい出し抜き合いの連続で最後まで勢い止まることなく進んでいくので、夢中になって読めました。2人が背負っている過去と厳しい現実に打ちひしがれそうになりながらも生き抜こうとする姿は素晴らしかった。続きが楽しみです。キャラクターの背負っている背景、世界観がマッチしていて完成度が高い作品でした。
読了日:11月28日 著者:滝浪 酒利
新世代ミステリ作家探訪 旋風編新世代ミステリ作家探訪 旋風編感想
作家それぞれの違いや同じ部分が興味深い。ミステリ好きは読んで損しない内容かと。好きな作家の人だけでなく知らない作家の話も読めて良かった。創作への情熱は素晴らしい。続いて欲しいシリーズです。
読了日:11月26日 著者:浅倉秋成,五十嵐律人,櫻田智也,日部星花
まだ終わらないで、文化祭まだ終わらないで、文化祭感想
ビターな青春。最後の種明かしまで波乱が起きない文化祭でしたが、最後の最後に明かされた真相に打ちひしがれた少女の内心をもっと覗きたいと思った。まさに、まだ終わらないでくれと思える幕引きでした。
読了日:11月26日 著者:藤 つかさ
シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)感想
犯人が最後まで分からないから、捜査の結果がどこまで行くのか気になって仕方なかったです。
読了日:11月24日 著者:川瀬 七緒
不死探偵・冷堂紅葉 02.君に遺す『希望』 (GA文庫)不死探偵・冷堂紅葉 02.君に遺す『希望』 (GA文庫)感想
うーむ。
読了日:11月20日 著者:零 雫
ソバニイルヨソバニイルヨ感想
じーんと心にくるものがありました。嫌なことから逃げず、生きていくための勇気が詰まっている。自分の人生を生きるためには覚悟が必要だ。
読了日:11月19日 著者:喜多川 泰
下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。 (ファミ通文庫)下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。 (ファミ通文庫)感想
再読。ラノベの良さが詰まっている。
読了日:11月18日 著者:野村 美月
三傑のサッカーは世界を揺らす! (ファミ通文庫)三傑のサッカーは世界を揺らす! (ファミ通文庫)感想
試みは良かった。
読了日:11月17日 著者:カロリーゼロ
凪の海 横浜ネイバーズ(3) (ハルキ文庫 い 27-3)凪の海 横浜ネイバーズ(3) (ハルキ文庫 い 27-3)感想
もう大好きこのシリーズ。隣人達、近くにいる人達を出来るだけ助けるというコンセプトがたまらなく良い。ロンの人助けはお節介かもしれないけど、その人の為になるのは読んでいて気持ちいい。また、時事ネタを上手く絡めていて、より近くに感じるシリーズです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/16/201529
読了日:11月16日 著者:岩井 圭也
真夜中法律事務所真夜中法律事務所感想
冤罪である場合だと死者の幽霊が出てくる。死者が見える法律家の葛藤はいかにといったところ。起訴率を上げるために踏み込まないといけない、しかし証拠がないというのは歯痒い問題。今作だと死者が見える段階で真相は違うと見抜けるが、現実だとそうはいかない。死者が出てくるからこその真実には驚きました。そうか、そう来るかと。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/17/201418
読了日:11月15日 著者:五十嵐 律人
さよなら妖精 (創元推理文庫)さよなら妖精 (創元推理文庫)感想
小説は発売された後に物語が変わるわけないのは分かり切っていることだけど、それでも否定したくなる結末は何度読んでも痛みが伴う。安全な日本と戦争地帯の海外。育ちが違えば価値観、信念が違うのがよく分かる。痛烈なピンタを食らう作品です。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/18/204617
読了日:11月15日 著者:米澤 穂信
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)3 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)3 (GA文庫)感想
再読。一輝対東堂戦はシリーズでの山場でもある。アニメでも良かったが、やはり良い。黒鉄家の妨害工作に苦しめられる一輝を見るのはしんどいが、仲間の声が救いになるのは今までの頑張りがあったからこそだと思うと熱い。東堂も持久戦に走らずにまっすぐに立ち向かう姿は立派だよ… ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/15/210000
読了日:11月14日 著者:海空 りく
積み木シンドローム The cream of the notes 11 (講談社文庫)積み木シンドローム The cream of the notes 11 (講談社文庫)感想
たまにハッとさせられるのが良い。
読了日:11月13日 著者:森 博嗣
星を編む星を編む感想
最高でした。感情揺さぶられる続編でした!前作の汝、星のごとくが好きだった人は見逃し厳禁なエピソードばかり。櫂、暁海の周りにいた人達の葛藤、想いに釘付けにされました。今作をもって完結する。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/12/120044
読了日:11月12日 著者:凪良 ゆう
汝、星のごとく汝、星のごとく感想
再読。生きるって難しい。普通、世間、概念、様々な立ち塞がる壁を壁だと思わずに生きる覚悟が問われる物語で、力強いメッセージを感じます。多くの人に読んでもらいたいです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/10/201324
読了日:11月10日 著者:凪良 ゆう
スコーレNo.4 (光文社文庫)スコーレNo.4 (光文社文庫)感想
1人の女性が進学、就職、異動、様々な分岐点を描いて、変わっていく様子を見れて良かったです。じっくり人が成長していく過程は痛みもあったが、晴れやかな気持ちにもなりました。
読了日:11月08日 著者:宮下 奈都
愛蔵版〈古典部〉シリーズII クドリャフカの順番・遠まわりする雛愛蔵版〈古典部〉シリーズII クドリャフカの順番・遠まわりする雛感想
青春の光りと影、それを描かれている。文化祭では期待、才能。祭りでは想いと言葉。奉太郎、千反田、伊原、里志、それぞれの胸に秘める気持ちを覗けるのは限りなく貴重なものなんだと改めて思いました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/07/210000
読了日:11月07日 著者:米澤 穂信
箱根駅伝に魅せられて (角川新書)箱根駅伝に魅せられて (角川新書)感想
箱根駅伝が好きな人にとっては知りたい情報の数々でした。
読了日:11月05日 著者:生島 淳
ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)感想
探偵とワトソンが高校生なのにハードボイルドの雰囲気が漂っていて、良い。味のある会話や遠回りな比喩、掴みどころのない主人公・戸川が魅力的で、真実に辿り着いた結末は見事でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/03/210000
読了日:11月03日 著者:樋口 有介
エヴァーグリーン・ゲームエヴァーグリーン・ゲーム感想
病気、身体的ハンデ、家庭の事情、様々な困難に抗う人達がチェスを通して生き様を見せてくれて勇気が貰える1冊になってました。ただ、死んだように生きるのではなく、自分の意思で夢中になるものを掴んで離さない姿勢は素晴らしかったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/02/210000
読了日:11月02日 著者:石井 仁蔵
厳冬之棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMソ 5-1)厳冬之棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMソ 5-1)感想
非常に魅力的なミステリ作品で、今後の作品が楽しみな作家さんですね。密室の不可解さ、序盤から暗示される怪しげな風習、真相が気になる謎でした。解決パートで明かされる事件の裏側に驚きがあり、最後まで惹かれました。ミステリ、密室好きにおすすめです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/01/213052
読了日:11月01日 著者:孫沁文

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