羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2023年8月読んだ本とおすすめ作品

面白い作品がたくさんありました。おすすめも色々ありますが、アンと愛情、バスタブで暮らす 焔と雪 杉浦李奈の新刊は特に良かったです。

 

・おすすめ作品

ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

飛び立つ君の背を見上げる

十戒

アンと愛情

クリムヒルトとブリュンヒルド

転職の魔王様2.0

化物語(上)

化物語(下)

バスタブで暮らす

彼とカノジョの事業戦略: ~詐欺師は、“嘘”をつかない。~ (2)

焔と雪 京都探偵物語

君を描けば嘘になる

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ

後宮の毒華 夏炎の幽妃

きのうのオレンジ

さよならの言い方なんて知らない。8

コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店―

 

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:10570
ナイス数:478

コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店― (新潮文庫 ま 60-3)コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店― (新潮文庫 ま 60-3)感想
悩める大人に寄り添う物語。第3巻。久しぶりだけど、スッと物語に入れるの良いね。個性に迷うアイドルや専業主婦ならではの悩み、またツギさんの過去に触れる女性、それぞれの悩みが等身大で切実でありながら、しっかり救いがあるのが良いですね。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/31/215309
読了日:08月31日 著者:町田 そのこ
シャーロック+アカデミー Logic.2 マクベス・ジャック・ジャック (MF文庫J)シャーロック+アカデミー Logic.2 マクベス・ジャック・ジャック (MF文庫J)感想
濃いキャラクター達だなぁ。
読了日:08月30日 著者:紙城 境介
魔女推理:嘘つき魔女が6度死ぬ (新潮文庫nex)魔女推理:嘘つき魔女が6度死ぬ (新潮文庫nex)感想
うーん。あまり掴みきれなかった。
読了日:08月30日 著者:三田 誠
さよならの言い方なんて知らない。8 (新潮文庫nex)さよならの言い方なんて知らない。8 (新潮文庫nex)感想
月生さん… 最強だけど、素朴で一途な彼に惹かれてしまう。香屋と月生さんの関係性は独特で良かったな。架見崎の街の仕組みと現実の繋がりにいち早く気づいて手を打っていた香屋の視野の広さ半端ない。そんな香屋の側にいる秋穂の決意も見逃せませんでした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/29/210951
読了日:08月29日 著者:河野 裕
ツベルクリンムーチョ The cream of the notes 9 (講談社文庫)ツベルクリンムーチョ The cream of the notes 9 (講談社文庫)感想
コロナ禍に関すること。個人主義に向かっていく世論についてなど、中々考えることがありました。
読了日:08月28日 著者:森 博嗣
きのうのオレンジ (集英社文庫)きのうのオレンジ (集英社文庫)感想
普通生きてるうちは気づかない、当たり前の日々のありがたさよ。ガンにかかった主人公当人と周りの人の掘り下げがあり、優しい主人公に影響を受けている様子を見ると人柄の良さというのはかけがえのないものですね。命の終わりまで、生き抜いた様子は晴れやかさがありました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/01/205843
読了日:08月27日 著者:藤岡 陽子
わたしの幸せな結婚 二 (富士見L文庫)わたしの幸せな結婚 二 (富士見L文庫)感想
美世と清霞の結婚生活は波瀾万丈だな。隠されていた美世の異能のエピソードや美世周りの事情が明らかになり、揺れる。清霞の姉の話や新しく登場した美世の母の実家など、輪が広がっていく。引き離されても、繋がる勇気を出した美世は見事でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/26/212229
読了日:08月26日 著者:顎木 あくみ
後宮の毒華 夏炎の幽妃 (角川文庫)後宮の毒華 夏炎の幽妃 (角川文庫)感想
今回は変装になれてきて、落ち着いてきた感がありましたがひやっとする場面があって危うい。変装がバレるのが先か。それとも姉が戻るのか先か。どっちに転ぶのか気になりますね。切ない時を過ごしていて、ハッピーエンドになって欲しいが。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/25/204843
読了日:08月25日 著者:太田 紫織
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ (角川文庫)ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ (角川文庫)感想
読み終えたら、副題の人の死なないミステリというものが響いてきます。人の死で感動を生むのを業界で流行らせた件が絡むのは引き込まれました。李奈がまた事件に巻き込まれるが、今回は作家として大きな成長を遂げていて、読者としても嬉しい。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/24/205823
読了日:08月24日 著者:松岡 圭祐
君を描けば嘘になる (角川文庫)君を描けば嘘になる (角川文庫)感想
才能、芸術、一概には説明出来ないものを追求していくと迷ってしまう。それでも、自分の芯に眠る創作意欲を忘れてなければ大丈夫。才能を持っている人、持っていない人、そして見守る人。全ての人に光が当たる余韻が良かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/03/210000
読了日:08月24日 著者:綾崎 隼
処刑台広場の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)処刑台広場の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
中盤まで惹かれる危うさがあったが、終盤にかけてはあんまり。
読了日:08月23日 著者:マーティン・エドワーズ
焔と雪 京都探偵物語焔と雪 京都探偵物語感想
うわー、なんとも感情揺さぶられる関係性。短編形式を逆手に取った仕込みやそうした背景がガツンときました。また、2人の事件捜査、推理が見たい。シリーズ化熱望。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/21/204528
読了日:08月21日 著者:伊吹 亜門
彼とカノジョの事業戦略: ~詐欺師は、“嘘”をつかない。~ (2) (ガガガ文庫 ガは 8-8)彼とカノジョの事業戦略: ~詐欺師は、“嘘”をつかない。~ (2) (ガガガ文庫 ガは 8-8)感想
1巻は個人戦、2巻はグループで競う感じでスタンスが違って興味深い。成がわかりやすく空回りしているが、伊那が目を覚まさせてくれるのはまさにパートナーで良き。ビジネスはそんな上手くいかない。次巻以降の成と伊那の逆襲に期待。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/20/204115
読了日:08月20日 著者:初鹿野 創
バスタブで暮らす (ガガガ文庫 ガし 7-2)バスタブで暮らす (ガガガ文庫 ガし 7-2)感想
はちゃめちゃ砕けたテンションで送られる家族物語だった。大黒柱の母とバスタブという殻に籠った主人公の母娘の繋がりにはジーンとくるものがあった。人生に対して冷めてしまったり、苦手な人を見なかったり、人の敏感な部分を考えて、どう生きていくのか。活力が貰える作品でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/19/204453
読了日:08月19日 著者:四季 大雅
化物語(下) (講談社BOX)化物語(下) (講談社BOX)感想
これ、趣味で描けるの凄すぎ… 撫子の件では人を呪わば穴二つという言葉が刺さる。神原はムードメーカーだけではなく気を遣ったり、活を入れられるのは意外。委員長こと羽川のストレスの話に関してはそうなるかと。頭が良い故に苦しむなんて辛い。忍野の去り方は好き。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/12/210048
読了日:08月19日 著者:西尾 維新
化物語(上) (講談社BOX)化物語(上) (講談社BOX)感想
アニメ再放送見たら読みたくなりました。阿良々木暦が怪異に苦しむヒロイン達を救っていく。1話1話潜んでいる怪異、ヒロインの背景に息苦しくなる切実さがある。ただ、会話がユーモア溢れていて、展開も上手い。これは流行るよなと。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/09/07/210000
読了日:08月17日 著者:西尾 維新
【ドラマ原作】転職の魔王様2.0 (PHP文芸文庫)【ドラマ原作】転職の魔王様2.0 (PHP文芸文庫)感想
ドラマ化されて、続編が決まるなんて嬉しい限りです。魔王様がいれば天使様もいるよねと。キャリアアドバイザーとしてのスタンスが違うので、どっちが正解とかはないが、厳しい魔王様の方が相談したくなる気がします。千晴に訪れた転期がどう作用するのか楽しみです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/16/210019
読了日:08月16日 著者:額賀 澪
転職の魔王様転職の魔王様感想
ドラマを観ていて、再読したくなったので。ドラマは話を上手く膨らませているのだなと。最初は魔王様の厳しい発言にインパクトがありましたが、よく考えると相手の発破かけるものなので優しさだと感じられる。仕事を選ぶというのは生き方にまで影響するから難しいな。
読了日:08月16日 著者:額賀 澪
8つの完璧な殺人 (創元推理文庫)8つの完璧な殺人 (創元推理文庫)感想
設定、シチュエーションが魅力的だったが、スケールが小さく締められてしまった印象。
読了日:08月14日 著者:ピーター・スワンソン
アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)感想
アニメ放送中なので読み返しました。愉快な一行の始まりとして申し分なし。様々な人種が登場してきて、吸血鬼ならではのトリックや人造人間の悲哀は良いなぁと。
読了日:08月14日 著者:青崎 有吾
【Amazon.co.jp 限定】透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。 (特典:書下ろしショートストーリー ) (GA文庫)【Amazon.co.jp 限定】透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。 (特典:書下ろしショートストーリー ) (GA文庫)感想
微妙かな。
読了日:08月12日 著者:志馬なにがし
クリムヒルトとブリュンヒルド (電撃文庫)クリムヒルトとブリュンヒルド (電撃文庫)感想
今回、ページ数少ないなと読む前に思っていたが、グイグイ引き込まれていきました。帯にあるように王国史に残らなかった、消えてしまう物語かもしれないが、読者の心に残る、善人の女王の物語でした。あと、優しき竜も忘れられません。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/11/210001
読了日:08月11日 著者:東崎 惟子
アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)感想
大好きなシリーズです。アンちゃんが順調に成長しているのが分かるが、壁にもぶち当たる。だけど乗り越えていく姿勢が魅力的です。別れもあり、驚いたが人生を描くなら避けられない。益々魅力的なシリーズになってきました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/10/211139
読了日:08月10日 著者:坂木司
十戒十戒感想
方舟の衝撃があったから、かなり注意して読み進めたおかげで最後の衝撃は予想出来た。様々な推理を巡らせるシチュエーションで、非常に楽しく読めました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/09/210807
読了日:08月09日 著者:夕木 春央
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)感想
タイトルの意味に納得。探偵のレーンがあまりに焦らすので歯痒さを感じましたが、真相を知れば納得です。
読了日:08月08日 著者:エラリー・クイーン
飛び立つ君の背を見上げる (宝島社文庫)飛び立つ君の背を見上げる (宝島社文庫)感想
中川夏紀の目が見る世界は複雑だな。俯瞰している彼女が高校生活を振り返り、希実、みぞれ、優子との関係に対して思いを馳せる。斜に構えているようで、素直な夏紀のことを分かっている優子との関係は良いな。夏紀や友達の良さが伝わってきました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/12/205545
読了日:08月07日 著者:武田 綾乃
毒入りコーヒー事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)毒入りコーヒー事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
真実は苦いものでした。回り回って真実にいく過程のテンポ感が良かったです。
読了日:08月05日 著者:朝永 理人
家庭教師は知っている (集英社文庫)家庭教師は知っている (集英社文庫)感想
再読。家庭に潜む謎に踏み込む家庭教師。家庭に潜む事情は重たいです。
読了日:08月03日 著者:青柳 碧人
ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 (講談社文庫)ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 (講談社文庫)感想
服を見れば、その人の状態を把握することが出来る名探偵登場。服の皺や状態から推測してズバリ当てるのは珍しく、頼もしい。最初は軽いミステリかなと思ってましたが、事件を追っていくうちに悲しい真相に至っていて、読み応えがありました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/08/03/204756
読了日:08月02日 著者:川瀬 七緒
三人書房 (ミステリ・フロンティア)三人書房 (ミステリ・フロンティア)感想
読了。
読了日:08月02日 著者:柳川 一
藍色時刻の君たちは藍色時刻の君たちは感想
ヤングケアラーの少年、少女の心の動きを描いていました。また、2人に寄り添った大人の存在も大きかったです。
読了日:08月01日 著者:前川 ほまれ

読書メーター