羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ガクサン(2)

ガクサン(2) (モーニング KC)

参考書との付き合い方は恋愛と同じというのに納得。最初は頭の中⁇だらけでしたが、説明を受けたら確かにとなってしまう。

印象的なフレーズの裏にしっかり意味があるので読むのが楽しい。読んで確かめて欲しい。

学生の背中を押すために参考書はあるのだなと。参考書との付き合い方は現代的悩みがあるが、自分の感覚を大事にするというのは何事にも通じるものがありますね。

また、参考書を作る側の話もあり、どんな想いで作られているのか分かりました。それを知ると参考書のありがたみを痛感しました。お仕事への姿勢としても学びがありました。

 

そして明かされる福山の過去。

正直、会社側もどうなんだと思ってしまいます。

偏屈参考書オタク・福山と二人きりの部署「お客様ご相談係」に配属された茅野うるし。ご相談係のSNSを始めたところ、ついついやりがちな参考書の積読や、高3での”理転”などなど…勉強に関する相談が舞い込んでくるように。そんな時、社内の怪しげな“勉強会”に誘われて……?