羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

化物語(上)

化物語(上) (講談社BOX)

物語シリーズの始まり。

アニメ再放送見たら読みたくなりました。阿良々木暦が怪異に苦しむヒロイン達を救っていく。1話1話潜んでいる怪異、ヒロインの背景に息苦しくなる切実さがある。

ただ、会話がユーモア溢れていて、展開も上手い。これは流行るよなと。

軽い雰囲気から、シリアスな怪異との対峙は緩急あって、飽きさせない。

戦場ヶ原の蟹、八九寺の迷い牛、神原の悪魔、各話惹きつけられます。

アニメで内容知ってても読む楽しさがあります。

 

阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった――!?

台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANと新たにコンビを組み、あの西尾維新が満を持して放つ、これぞ現代の怪異!
青春に、おかしなことはつきものだ!