ファイフステル・サーガ2 再臨の魔王と公国の動乱 (ファンタジア文庫)
- 作者: 師走トオル,有坂あこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: 文庫
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(内容)
「許せないわ。わたしたちの結婚式であなたを殺すなんて」フライスラント軍の撃退に成功したカレルだが、その武勲とセシリアとの結婚を快く思わない何者かの暗殺が計画される。「こうなったら未来を変えるべく行動するしかない」犯人の手がかりを求めてカレルはドワーフの国へ向かうが、黒幕の策略はすでに二重三重に仕掛けられていた!そして公国に広がる動乱は、二人の英雄を引き合わせることに!「カレル、おまえにはせいぜい苦労してもらうとしよう。なに、少しぐらいなら手伝ってやる」カレルとヴェッセルの邂逅は歴史を大きく動かす―!
(感想)
2巻は1巻には届かないかなーぐらいですけど、面白いは面白いです。
カレルが毒殺される夢を見て、それを回避するために奔走するんだけど、わりと早めに見当はつくのはいかがなものか。しかも、今回の敵はフィクトル総督が曲者だったけど、あとの二人がポンコツで、少々物足りない。そして、フィクトル総督の策を破るためには、ヴィルとヴェッセルがいないと覆せなかったのは負けに等しいんじゃないかと思っちゃうよ… 辛めに言ってるのは1巻が面白かったから期待してるのもあります。
次巻は巻き返して欲しい。ただ、次巻は灰エルフの襲撃ということで、難戦必死でしょうから楽しみにしてます。
あと、コルネリウスのキャラ作りが完璧すぎて、好きになりますよ笑
そして、いつか初夜の描写を読みたいです。