羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2020年 20本目 映画 ドクター・デスの遺産

先日公開されたので観にいきました。

最近、番宣する綾野剛さんや北川景子さんがどう演技していくのか楽しみでした。

2人のバディは確かに見応えありました。

しかし、話としては安楽死を取り扱ったもので、正直に言うと物足りなさはありました。

安楽死をなぜ駄目なのかと言う主張が弱く、ただ犯罪だから駄目だけで動くのは警察だから当たり前かもしれないが、物足りなかった。

また、安楽死を行なっていたドクター・デスの主張もただの自分勝手な気持ちで動いていて、相手を見ていない身勝手さで陳腐な印象でした。

答えが見つけづらいテーマでしたが、描くならば確かな答えが欲しかったなと。

 

ただ全てが悪かったわけではなく、それぞれの俳優さんの演技も良かったし先が気になる展開ではありました。

親子の絆の話でもあって、最後は光が見えて良かったです。