動物の死を突き止める法獣医学という学問。
日本ではあまり知られていない学問でしたが、動物の最期を汲むことが出来る、分かろうとする姿勢にハッとさせられました。
動物、野生動物の死から目を逸らさずに最期に何を思っていたのか想像するのは立派だなと。
主人公・当麻は茨戸と出会うことで、目指すものを見つけて変わり始めていくのも良いですね。
動物の死因は様々で、各話で思うことがありました。
終盤は涙腺が…
動物は話せないけど、人に対して情が湧く。逆もしかり。
動物だって、考えて生きている。
次巻以降も楽しみな作品ですね。
泣ける 法獣医学ミステリー
高校生の当麻健匠は、とある事件をきっかけに
『法獣医学』を知る。
同級生で獣医を目指す
茨戸爽介と友となり、
動物たちの感情を想像していく。
これは、動物たちの魂を紡ぐ物語だ。
そこに確かに存在した、魂の“重さ”――
迫真の法獣医学ミステリー、開幕。