キノの旅II the Beautiful World (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: Kindle版
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口絵「狙撃兵の話」
プロローグ「砂漠の真ん中で・b」
第一話「人を喰った話」
第二話「過保護」
第三話「魔法使いの国」
第四話「自由報道の国」
第五話「絵の話」
第六話「帰郷」
第七話「本の国」
第八話「優しい国」
エピローグ「砂漠の真ん中で・a」
anoymous pictures「続・絵の話」
今回は暗い話ばかりで1巻とはギャップがありました。六話、八話が悲しすぎました。
・口絵 良い悪と悪い悪を持っているなら、どちらかに偏らずに運に任せよみたいなの好きです。
・一話 まさに因果応報。飢え苦しんでるひとはみんな善人ではないと。
・二話 これ、保護というより所有してる感じがして、実に悪い大人の見本でした。
・三話 人はみな、前例が無く、想像出来ないことは頑なに信じない。目に見えるものに縋るよねぇ。
・四話 現代のマスコミだと思う。最後の何が書いてあっても燃えるは最高に皮肉ってましたね。
・五話 写真とか絵って撮ったり書いたりした人の考えが必ずしも伝わるとは限らない。
・六話 平和で退屈なことがどれだけ幸せが彼は分かってなかった。それを最後に気づいたのは救いだけど。終わり方が悲しいよ。
・七話 本を読むのが好きな人には天国だけど、本を読むだけでなく、書きたくなった人はいられないのは残念だよ。
・八話 アニメでも見たけど、結末が切ない。他では生きられないからって……。さくらちゃんの未来が見れないのは辛いです。
・プロローグ、エピローグ 冒険に必要なのは運だけど、冒険以外でも生きるには運が必要になってくるよなー。
・続・絵の話 ただ、好きなものを書いてただけなのに。好きなものを書いていたいだけなのに。それさえ奪われたらどうしたら良いのかな。金とかじゃないよね。
次は一体どんな国の話が来るのか楽しみです。