キノの旅VII the Beautiful World (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: Kindle版
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前巻に比べて、楽しめる話が多くて素早く読めました。さて、気に入ったお話は
「迷惑な国」
・アニメでも見たが、一見通せんぼの国が被害者みたいになってるけど、通せんぼの国も周りからは迷惑な国なのが分かった時はニヤリとしました。物事は様々な角度から見ると別の見方ぎ出来ますよね。
「冬の話」
・生きている人の決断は、"生きるか死ぬか"に帰結するっていうのは、深いな。あと、"どうするべきか"ではなく、"どうしたいか"に行き着く大人になりたいもんだ。
「嘘つき達の国」
・嘘ってマイナスなイメージがついてるけど、嘘で救われることもあるんだよ。だから、嘘をつくのに躊躇わない勇気が必要だ。
「プロローグ・エピローグ」
・キノがキノになるお話。なんか、こういう受け継がれるの好きだ。"キノの旅"には欠かせない儀式なんだろう。