羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

魔法使い黎明期 劣等生と杖の魔女

(内容)

五百年に及ぶ教会と魔女の対立と、数年前に成立した和平。だがその陰で、対立の残滓は、まだ世界の各地に色濃く残っていた―。ウェニアス王国王立魔法学校に通う、落ちこぼれの生徒セービルは、学校入学以前の記憶を失っていた。そんな彼は、アルバス学長の命で、反魔女派の勢力が強いウェニアス王国南部に特別実習として向かうことになる。同行するのは、魔法の始まりを告げる禁書【ゼロの書】の閲覧を求める黎明の魔女ロー・クリスタスや、秀才少女のホルト、それに学校唯一の獣堕ちクドーといった、いずれも個性の強い面々だ。そして、彼らが南で出会うことになる真実とは―。『ゼロから始める魔法の書』の虎走かけるが贈る本格ファンタジー!


(感想)

電撃文庫から講談社ラノベ文庫に移り、再出発。


詳しい理由は分からないが、電撃文庫って受賞作品を大事にしないんだなと思った。印象悪いなぁ。


さて、内容に関しては、ゼロから始める魔法の書を知らない人でも楽しめるようになってるとは思うが、やはり読んだ人向けだな。

新キャラのみんなの背景がきちんと描かれていて、魅力的だし、前作から登場するキャラ達もお祭り気分で参戦さてくるし最高だね。


落ちこぼれ、獣落ちとか格差を物語に組み込んでくるのが巧みだよなと。


レーベルを移っても、作者の筆は落ちてませんね!これからの展開のワクワクが止まらない。