- 作者: 渡航,ぽんかん8
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/07/18
- メディア: 文庫
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(内容)
長いようで短い夏休みも、もうすぐ終わり。小町といつもの日々を過ごす八幡の家に、結衣が訪れる。さらには戸塚からの誘い、クラスメイトからの頼み事…。そして花火大会で偶然再会したのは、雪乃の姉・陽乃だった!群れない、期待しない、押してダメなら諦めろ―。人間関係において間違った悟りの境地に達し、孤高を貫く“ぼっちの達人”八幡のスルースキルをもってしても、見過ごせない、やり過ごせない事実が雪乃、結衣、八幡の3人の関係を少しずつ変えていく。間違い続ける青春模様、ターニングポイントの第5弾。
(感想)
奉仕部3人組が揃わない、珍しい巻。
様々なキャラが語る雪ノ下雪乃像があるが、自分は気持ちに正直なんだと思います。
ただ、雪ノ下って様々な見方があるんだなーと思ったんですけど、八幡に近くて遠い感じが強いですね。
八幡は雪ノ下の孤独な生き方に気づかぬうちに憧れていて、そんな雪ノ下が誰もがついている嘘を許容出来ないのを間違ってると思いつつ認められない潔癖さを持っている。
雪ノ下でも間違いを見逃すことがある。
些細なズレですけど、頭から離れないんですよね。
人間って難しい。