岩永琴子が事件と当たらない話があると、より彼女の不気味な生命力というものが見える気がします。
平和な日常を送る琴子と接した一般人の気持ちはなるほどなと思います。というか平然と話せる九郎が凄い。
高校生時代、大学生としての姿をもっと見たいと思いましたが、どうかな。
本題のスリーピング・マーダーは妖怪に依頼して殺人をしてもらった依頼者の罪を表にするというもの。
実行は妖怪だから、難しいんじゃないかと思ってたら、斜め上な事実にはビックリしました。
琴子の現実的な感情に左右されない姿勢は見習いたいが、側に九郎がいないと駄目だ。
最後に琴子をどう見てるか九郎の心中が吐露されるが、もっと素直になればと笑
六花さんの思惑は分かりませんでしたが、琴子と九郎の関係の細部が見えて良かったです。
まだまだ楽しみです。