完結。
寂しい限りだけど、1巻の時点では想像出来ないくらいに素直に気持ちを吐き出せるようになった、想太と千影を見れたから満足のいくシリーズだったと思います。
神様に弄られて、世界線が幾度も変わって離れてはくっついてを繰り返しても、一緒にいることを選択する想太と千影の愛の重さにはどこか羨ましくもなります。
物語の重要な位置だった神様は意外にポンコツで隙だらけで嫌いになれない妙な人間臭さがありました笑 千紗として過ごしているうちに影響を受けたんだろう。
敵キャラだったソフィアはすっかり良い護衛になっているのは違和感がありましたが、あの微笑みを見せられたら仕方ないですね。
これからも想太と千影の妨害をして下さい。
旭はしたたかな動きをしていたが、残念。
可愛いから幸せになってほしい。
ツンツンしてた2人がデレデレに変わるのが面白かったです。
先生の次回作が楽しみです。
(あらすじ)
最悪改変の世界。俺は千影を振り向かせる!
落ちこぼれの芦屋想太には藤原千影という分不相応な使い魔がいた。
紆余曲折あった末に、晴れて恋人同士となったはずだった。
しかし、ソフィアとの対決で瀕死となった千影を救うために、想太は「神様」を頼ってしまう。
そして、その対価は……千影から想太を取り上げることだった。
最低最悪に性悪な「神様」はまたも世界を改変し、千影との日々の記憶をなきものとした。
改変されたこの世界での想太の恋人は、よりによって「あいつ」……!!
千影、旭、美砂、そしてソフィア。4人の想太への想いが激しく交錯する最終巻。
想太と千影の運命が決する、「険悪なのに相思相愛」主従ラブコメ、ここに完結!!