イラストレーターの変更とのことだが、表紙や口絵、挿絵もあまり違和感なく見れたので、問題なし。
話としては表紙の通り、真桐先生が主役。
今まで頼りの存在だったが、そのイメージは今巻で崩れ去りましたね笑
困ったら酒に逃げ、優児に愚痴る。
まさかここまで壊れるとは思わなかったが、仕方ないか。少し幼くなってるのはわかるが。
大変な時に支えてくれた真桐先生に恩を感じているし、尊敬しているからこそ他のヒロインとは違った目で見ているのでダークホースですね。
生徒と教師という関係だが、それ以上に進みたいと思った真桐先生の感情の揺れ具合は素晴らしい。乙女になっていた。
語られてなかった優児の父や真桐先生の父が明かされて、真面目な大人だと思ったが幻想でした。あいつらはダメだ。特に優児父。
父と子。
親子間の問題は難しい。
ただ、逃げでばかりでは解決しない。
向き合わないと。
優児が言葉足らずなようではっきり意思を見せるから、周りの人達も揺さぶられりし、そりゃモテるなと。
真桐先生がヒロインの仲間入りして、これからどう優児と接していくのか楽しみです。
年上教師好きにはたまらない展開になってきました。
(あらすじ)
冬華と俺が『ニセモノ』の恋人となって数ヶ月が過ぎ、季節は夏。
定期テストを乗り越えれば、あとは夏休みを待つばかり。
休みの間もニセモノの関係を続けたい冬華に、一度は告白を断った夏奈もグイグイ来るように。
更には春馬の誘いで生徒会の合宿へ参加することにもなり、今年の夏はどうにも騒がしくなりそうだ。
その合宿には真桐先生も引率で参加するという。
「厳しい」と評されながらも、俺のことを気にかけ、導いてくれる恩師――なのだが、どうやら様子がおかしい。
話を聞けば、望まないお見合いの話が来ているらしくて……?
彼女は想う。一度だけでいい、恋をしてみたい、と。
WEB発大人気学園ラブコメ、待望の第3弾!