1巻の後、甚夜が成長したのが伺える。
激動の始まりから、旅して強くなって頼もしくなっている。
鬼と人は敵対するものだと思うが、中には手を取り合って支え合えることもあると懐の広さを感じました。
人の生活に紛れていたり、様々な鬼の生き方があるんだなと分かり、胸が暖かくなったり切なくもなりました。
鬼の生まれ方にもそれぞれあり、興味深いですね。
甚夜の父との繋がりはグッとくる暖かさがありました。新たに登場してきたキャラクターも魅力的でした。
甚夜が成長していき、視野が広がっていくのも魅力ありますね。
続きを読んでいくのが楽しみです。
百七十年後に現れる鬼神と対峙するため、甚太は甚夜と改名し、第二の故郷・葛野を後にした。
幕末、不穏な空気が漂い始める江戸に居を構えた甚夜は、鬼退治の仕事を生活の糧に日々を過ごす。
人々に紛れて暮らす鬼、神隠しにあった兄を探す武士……人々との出会いと別れを経験しながら、甚夜は自らの刀を振るう意味を探し続ける――鬼と人、それぞれの家族愛の形が描かれるシリーズ第2巻は、あたたかい読後感に魅了される人が続出!