羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

薫る花は凛と咲く(6)

薫る花は凛と咲く(6) (マガジンポケットコミックス)

 

前巻で凛太郎の薫子への想いが溢れて、薫子も凛太郎への気持ちを確認する。

初めから両想いが伝わってきたから、不安はなかったです。

変に引き伸ばさずに2人が気持ちを伝え合えて、すれ違わずに心通わせることが出来て良かった。真っ直ぐに好きを貫く姿を見て、ときめきました。

薫子が凛太郎への好きが芽生えたきっかけが明かされて、ご馳走様でした。

 

初々しい形からの始まりですが、全てが鮮やかに映っていて、お似合いです。これから、どんな関係を築いていくのかワクワクします。

 

恋愛、友情、家族、全て取り扱っていて、胸に響く物語です。

 

お嬢様校に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校に通う紬 凛太郎。薫子と過ごす時間を心地よく感じる凛太郎だったが、次第に、自身が抱く恋心に気づき始めていた……。ある日、薫子と二人きりになった凛太郎は突如、彼女への想いが溢れ、「好きです」───思わず言葉が零れ出てしまう。この出来事をきっかけに、凛太郎は、自身の気持ちを薫子に伝える決意をする。“近くて遠い”二人の、一途で淡い恋心の行方は──!?