全国大会に挑む風舞高校。
しかし、気の緩みから自分の射を出来ずに地方大会で敗退してしまう。
流石にトントン拍子にはいかないか。
気を引き締めるためには良かったのではないか。
湊とマサさんの関係が揺らいだのは互いに未熟さがあって、行き違いが起きてしまった。だけど、意思を確認して、再び共に行けるのは良いことだ。
また、風舞高校はもちろんだが、ライバル校である、桐先高校・辻峰高校の部員の掘り下げがあり、より作品の幅が広がった感じがします。学校毎によるカラーの違いも面白かったです。
今巻では愁、遼平が好きになりました。孤高の愁の内側を知れて良かったですし、人に好かれる遼平の人柄の良さは天下一品ですね。
湊、愁の先輩である二階堂は拗らせた性格で好きになれないタイプですが、弓引きとしての彼は彼の良さがあるのだなと。
全国大会の幕引きはこれしかないといったところで、風舞高校だけでなく、他の学校も今後が楽しみです。