羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

薫る花は凛と咲く(10)

薫る花は凛と咲く(10) (マガジンポケットコミックス)

遂に10巻か。最初の頃は売れてくれ!と願っていたが、その通り売れてくれてシリーズが続いたからこそ見れた景色だったのかなと。

表紙の桔梗女子達と凛太郎達の間の壁がなくなっていったのは嬉しかった。

 

そして、薫子を彼女として凛太郎が家族に合わせたのは大きな前進だ。

凛太郎の両親の凛太郎へ注ぐ愛情に凛太郎も気づいているし、薫子も気づいているのはグッとくる。凛太郎と薫子が気持ちを通じ合わせているようで、関係の進展具合が最高です!

凛太郎両親の距離感も最高です。

 

ある休日、デートを楽しむ凛太郎と薫子だったが、その様子を桔梗女子の友人4人に目撃されてしまう。最初は千鳥を警戒していた彼女たちだったが、実際に凛太郎たちと会い、誤解を解き始めていた。ところが、“千鳥”を心の支えにしていた沢渡亜由美は、彼らを知っていくうちに、自らを卑下するように…。その後、友人たちの温かい言葉で曇りが晴れた亜由美。しかし凛太郎の友人・夏沢 朔は、そんな彼女の気持ちが分かると話し…?