羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

15歳でも俺の嫁!2 即日同棲から始まる電子書籍革命

(内容)

カリスマJCモデル(15歳)との同棲宣言をした火野坂賢一の下に新たな少女・武美涼(15歳)が現れる。
彼女はアリサと同じ学校に通う女子中学生で、賢一にいきなり同棲を求めてきたのだが…… 
「あたしは今、狼と二人きりってこと……!? いえ、相手は妻帯者……でも15歳がストライクゾーンのロリコン……!? や……やさしく……してください」 
「待て待て制服のボタンに手をかけんな!?」 
しかも涼は歌って踊って“書ける”知性派アイドル&電子書籍作家としても活躍しており、MARIAと涼で紙の本と電子書籍との売り上げ勝負をすることになってしまう。 
本を愛する全ての人に捧げる恋と革命の出版業界黙示録、待望の第二弾!


(感想)

今回は電子書籍対書籍の構図をテーマに書いていて、凄い切り込むなと感心してしまいました。これどうやって解決するんだろうと思って、最後まで読んだら、まぁ妥当な落としどころだった。

ただ、まぁ、物語の都合上書籍側に深入りするのは分かるんだけど、もう少し、電子書籍側も掘り下げて欲しかったかなー。仕方ないんだけども。平等じゃないかなと思った。



あと、自分は書籍派なので、最近の電子書籍の勢いは有り余るほど感じてるんですが、未来になったら書籍は消え去るのか不安です。電子書籍は便利何だろうけど、紙を直に触って読まず読書と言えるのだろうかと思ったりしちゃうんですよね…

あと電子書籍は違和感が強い。個人的にですけどね。



さて、2巻まで読んだところ、庵田先生は炎上を物語に組み込もうとしてるんですけど、それは厳しく感じました。これからも炎上を組み込むんなら心配になります。何故だか不安になるんですよね。