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読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

JK堕としの名を持つ男、柏木の王道

JK堕としの名を持つ男、柏木の王道 (角川スニーカー文庫)

JK堕としの名を持つ男、柏木の王道 (角川スニーカー文庫)

(内容)

最強の会社員、爆誕。闇堕ちしたJKたちを社会人パワーで蹂躙&救済!モテまくる!?有栖川グループ社員の柏木啓介はある日、社長の思いつきで備品として聖ルルド学園へ送り込まれる。そこでは資産家令嬢のJKたちが『借金返済ゲーム』と称し、殺し合いをさせられていた。大人として見過ごせず、柏木は備品枠でゲームに介入。生徒会の久遠寺玲花を倒し、泣かし、救済する。「サービス残業だ。お前たちは俺が救う。あとは任せろ」「こんな大人、初めて…っ。オジサマ、素敵!あたしを抱いて!」絶望したJKたちを救うため、柏木の快進撃が始まった。会社員と女子高生の新たな王道、ここに開幕!


(感想)

永菜葉一先生の新作。

天空監獄シリーズから単巻続きなので、今作はどうかというところで、最近流行りの社会人と女子高生の組み合わせ。しかも、ちょっとしたファンタジーが合って目新しいものを組み合わせた感じで、スラスラと読めました。


先生特有のエロい場面はもちろん含まれてるし、絵師さんの美しい絵も相まって大変極上なエロになっている。いや、まだまだこれからか。


社畜主人公柏木が令嬢JK達を救いあげ、惚れさせていくのがテンポ良く進むが、きちんとキャラの掘り下げがされてて納得がいく、ストーリーになっている。

社畜パワーやエロに隠されてるが、永菜先生らしいしっかりした理屈が混ぜられていて、ハッとなるところもある。



今作も単巻で終わってもいいし、続けられる伏線もあるので、売り上げ次第か。

シリーズ化してもらいたい作品なので、是非気になる方は読んでほしいです。