3.4巻で溜まりに溜まったフラストレーションから解放されるクライマックスは必見です!
(あらすじ)
突如、姿を現したCEOアルカンフェルによるクビの宣告。隠し撮りされたJK・真織との“淫行写真”で窮地に陥る槍羽。一方、進学校で思うような成績を残せず、挫折感を味わう真織、その真織から距離を置かれて寂しく思う花恋と、ふたりのJKもまた苦悩を抱えていた。「上手くいかないもんだね。高校生も。サラリーマンも」「まったくだ」JKたちに自らの過去を重ねつつ、親友・剣野との最終決戦に臨む槍羽。社畜が掴むのは勝利か?無職か!?“禁断の”年の差ラブコメ第5弾!
盛り上がりに盛り上がって、読み終えたら爽快感がありました。
鋭二の反骨精神の根本が優しいからみんなついてくる。厳しい時に身体張ってくれる大人は良いな。
剣野との厳しい探り合いや八王子メンバーのリストラを回避したり、高屋敷、夏川両社長との因縁を収めたりと大忙しな鋭二だが、今までの様に権力に屈せずに牙を磨ぐのは、流石過ぎます。
社畜と自分を蔑んでも魂は持ってないといけないんだなと。
友人である剣野とのわかだまりも解消出来て良かった。沙樹とも仲直り出来たし。
真織も前向きに進めて良かった。
今まで、小物扱いだった権田課長の親であろうとする姿勢には胸を打たれました。
もう背負うものが大きくなってきた鋭二だが、どう立ち回るのか。
花恋との関係は変化するのか。
さて、鋭二はどう歩いていく。