階段島シリーズ第5巻。
遂に階段島における問題、魔女についてと大地の母親について語られる。物語は終わりへと向かっている中、七草と真辺は現実の自分と話し、そして決断する。
いやはやここまで深く物語を描かれていると文章を読むのに夢中になって仕方ない。大人になるためには多くの夜を乗り越えなければならない。過程を飛ばしても大人にはなれるが、大人ではない。大地の母親や時任さんの悩みを理解しながらも意見を出す七草の精神は凄すぎる。てか、河野裕先生の作品の登場人物は大体時頭が良いんですが、今作はよりそう感じますね。
そして、個人的には堀さんが魔女で良いと思うが、どうなるかな。真辺、安達もみんなで魔女になるのか。最終巻である次巻が楽しみ過ぎます。
言葉にならない感情が多くて悩みます。