以前から気になってたが、文庫化したので読みました。
帯に書いてある通り、「そして誰もいなくなった」の似ている風みたいだけど、詳しくは知らないけど、こんな感じかと思いました。
また、模様作だとしても、小型飛行船を起きる謎は面白かったです。墜落事故で、乗客が亡くなったと思ったら、実は他殺でしたというもの。読む前は小難しいのかなとも思いましたが、実際読んでみると、読みやすくて事件に没頭できました。探偵役のマリアと漣のちぐはぐコンビっぷりも良くてキャラ小説としても楽しめるかと。
読み終えてから犯人が分かっても何度も読み返したくなるぐらい、事件の背景や犯人の動機が確立していました。
作者の他作品も文庫化したら読みたいなと思いました。
また、「そして誰もいなくなった」も読みたいと思いました。