羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

生徒会探偵キリカ2

生徒会探偵キリカ2 (講談社ラノベ文庫)


キリカとひかげが仲が良いし、新キャラも良い癖がありましたが、天王寺孤徹のことが頭を占めていました。

(あらすじ)

生徒数8000人超の巨大学園を支配する生徒会に、見習いとして入った僕。正式な書記になるには、生徒会長のライバル・中央議長の朱鷺子さんに認められなければいけない。次第に明らかになる生徒会役員たちの過去、そして登場する前任の書記は…やっぱり変態さん?着替え中の女子中学生を狙った(?)詐欺事件に、陰謀渦巻く文化祭実行委員会の委員長選挙、そして会長と朱鷺子さんとウサギを巡る失綜事件。次々と舞い込むトラブルを生徒会探偵聖橋キリカが一発解決。新ヒロインも登場でますます加速するハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第2弾。


2巻も面白かったです。

1巻に比べてキリカが探偵することが多くて嬉しかったです。

キリカのやり方にプラスになるようにひかげが動いていて、2人の関係が変わってきました。ただ、ひかげが鈍感過ぎてキリカが空回りしているようになるのは可哀想だ笑


新キャラの神林弟、柏崎がまたインパクトのある人物で、濃いメンバーが加わってきたなと。


天王寺の側近、副会長の席についての話にはこの作品にあるまじき感動が…


結局のところ、天王寺孤徹の強かさや人間味が分かる話でした。


変態的に天才は孤立してしまうのか。


そして、天王寺に対して牙を向ける、ひかげとキリカに期待したいです。