羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

生徒会探偵キリカ6

生徒会探偵キリカ6 (講談社ラノベ文庫)


打倒天王寺に燃えるひかげ達は…

(あらすじ)

生徒数8000人超の巨大学園に、ついに生徒会選挙の季節がやってくる。絶対王者天王寺狐徹会長に叛旗を翻した僕は、対立候補の朱鷺子さんと手を組んでなんとか勝つ道を探り始める。勝敗の鍵となるのはやはり副会長候補―なのだが、美園先輩を超えるような逸材がそうそう見つかるはずもない。一方の生徒会探偵キリカは、会長がなぜ美園先輩を相棒に選んだのかの謎に肉薄。やがて明かされる衝撃の事実と、僕が考えついた危険な作戦とで、選挙戦はまったく予想もしなかった異次元の領域に突入する!いよいよ一大決戦を迎えるハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第6弾!


天王寺孤徹の底知れない凄みがありました。絶対に敵にしたくないやつ。

しかし、ひかげ、キリカ、美園、朱鷺子、それぞれの奮闘が良かったです。


最終的には今までに撒かれていた種が育ち、それを回収した形になっていました。

ひかげは心中複雑だろう。

この経験をこれからの糧にして成長してほしいな。


キリカはひかげと出会って、自分を見つめ直して、巣から羽ばたいたのは見事でした。

成長したキリカの活躍をこれからも見たいです。 


孤徹の政治の話は読み応えありました。


スラスラ読めるのに刺さったり、ためになることがあり、良い作品だと改めて思いました。