打倒天王寺に燃えるひかげ達は…
(あらすじ)
生徒数8000人超の巨大学園に、ついに生徒会選挙の季節がやってくる。絶対王者の天王寺狐徹会長に叛旗を翻した僕は、対立候補の朱鷺子さんと手を組んでなんとか勝つ道を探り始める。勝敗の鍵となるのはやはり副会長候補―なのだが、美園先輩を超えるような逸材がそうそう見つかるはずもない。一方の生徒会探偵キリカは、会長がなぜ美園先輩を相棒に選んだのかの謎に肉薄。やがて明かされる衝撃の事実と、僕が考えついた危険な作戦とで、選挙戦はまったく予想もしなかった異次元の領域に突入する!いよいよ一大決戦を迎えるハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第6弾!
天王寺孤徹の底知れない凄みがありました。絶対に敵にしたくないやつ。
しかし、ひかげ、キリカ、美園、朱鷺子、それぞれの奮闘が良かったです。
最終的には今までに撒かれていた種が育ち、それを回収した形になっていました。
ひかげは心中複雑だろう。
この経験をこれからの糧にして成長してほしいな。
キリカはひかげと出会って、自分を見つめ直して、巣から羽ばたいたのは見事でした。
成長したキリカの活躍をこれからも見たいです。
孤徹の政治の話は読み応えありました。
スラスラ読めるのに刺さったり、ためになることがあり、良い作品だと改めて思いました。