激動のバトルの果てに…
(あらすじ)
勇者のパーティーから離脱したルーティを追い求め、辺境ゾルタンの遺跡に人類最強の英雄達が集結する。卑劣な策略を巡らせ自らの野心の為にルーティを連れ戻そうとする『賢者』アレスと、妹の身を案じる『導き手』レッドの再会は遂に全面対決へと発展し!?世界を救う役割を強制された『勇者』である事を拒み、兄を愛し一人のルーティとして生きていく事を決意した少女による戦いの結末や如何に。宿命を背負う妹と役割から外れる事を選んだ兄。世界の運命を担った兄妹の、新たなる幸福な日常がはじまる―。
前巻から続いた問題をまとめて解消していて、とりあえずは一区切りつきました。
レッドとルーティが再会し、互いに想っていたことを伝えあって、歩いていく道をハッキリ決めて良かった。
ルーティが勇者の加護に苦しめられていたから、世界の平和よりも、英雄としてではなく、ルーティ自身の幸せをとるのが素晴らしいです。
リットとの関係もより固くなって、イチャイチャが増していきそうで何より。
セティはルーティと友達として築いていきそうで、仲良くなってほしいですね。
うげうげさんの活躍には目頭が熱くなりました。熱すぎる。
アレスはもう残等でしたね。賢者というよりは愚者でした。もっと痛めつけて欲しかったと思ってしまうくらい、救いようのないキャラでした。
とりあえず、大きな問題は解決したので。
これからどう展開していくのか楽しみです。