少しずつ、歩みよる。甘い関係。
(あらすじ)
もどかしく、焦れったい。
でも着実に、一歩一歩。
自堕落な一人暮らしの周と、“天使様"とあだ名される学校一の美少女・真昼。関わりのなかった二人だが、ふとしたきっかけから交流が始まり、食事をともにするようになっていった。
年越しを一緒に過ごし、初詣に赴き、バレンタインの煩わしさを受け流していく日々。不器用ながらも温かい周の態度、周の両親や友人との関わりのなかで、冷え切っていた真昼の心は少しずつ溶かされつつあった……。
「小説家になろう」で絶大な支持を集める、可愛らしい隣人との甘く焦れったい恋の物語、第2弾。
正直、1巻から刊行が空いたので、細かいことは忘れてしまったが、読み始めたらそうそうこんな感じとなったから大丈夫でした。
周と真昼の関係が恋人を超えて、夫婦に感じるくらいで非常に甘い空気が流れていました。読んでて結婚式はまだかと思いました。
友人も、周の両親も優しい人達だ。
互いに嫌な過去をもっているからか、痛みを思い合える関係なのが良いかも。
相性の良い男女が同棲してるんだがら、付き合うのは時間の問題だと思うが、簡単にはいかないんだろう。
真昼視点の話を見たら悶え死にそうだ。
真昼の親のことが明らかになり、傷つく真昼を受け止める周の優しさは素敵でした。完全には癒えてないんだが、周がいるなら大丈夫だ。
これから、更にふたりの仲が深まっていくのを思うと楽しみで仕方ないです。
新学年を迎えて、周と真昼はどうなっていくのか。本当に期待が膨らんでいきます。