超有名作。誰だって逃げたい時はある。
(あらすじ)
あなたを、助けたい。
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
思春期の男女の学生が逃げ込める孤城。
学校という空間に苦しめられている人達が逃げ込める場所というのは必要だよなと。
逃げないのも強さだけど、逃げることも大事。
気持ちを立ち直る時間があると、良いんだけど、現実はそうはいかない。
そんなときに、かがみの孤城があれば…と思う。
それぞれの子供達が不思議な共同生活を通して、自分の傷と向かい合って、迎えた最後には感動しました。
孤城にいる仮面の子の正体にはそう言うことかと唸りました。
学校に馴染めなくても、諦めずに生きることが大切なのが伝わってきました。
自分の世界が広がるのは良いものです。
人気なのが分かる内容でした。