個人的に新刊が出ればチェックして、読みたいと思うツボを刺してくる作家・喜友名トト先生の作品の中で読んだ作品を紹介していきます。
どの作品も題材と狙いがマッチしていて、良い読後感です。
青春好きにおすすめです。
毎日、記憶を失ってしまう恐怖心を抱えながら小説を書き続ける主人公のアキラに引っ張られて、ぐいぐい読めました。
様々な困難や絶望感に苛まれても、前に前に歩こうとする生き方がとてもカッコいいです!https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2018/09/17/僕は僕の書いた小説を知らない
将来とかやりたいこととかに悩んでる人には特に刺さると思いました。
主人公・上杉はある時知り合った"葵"に恋をする。ゆっくり近づいていくうちに発覚するのは葵とは違う人格である"末莉"がいることが分かる。
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/12/06/223000
笑ったら死んでしまう少女と誰かを笑わせたい少年が出会い、交流していき互いの気持ちが通じ合いそうはところで現実の問題にぶつかり、打ちひしがれながらも、互いが幸せを目指していく姿に胸を打たれました。最後の反転も見事でした。
青春と後悔、少し不思議な現象を上手く料理している作品だなと思いました。主人公、湊はサーファーとして生きていたが、怪我によって消化不良を起こしていた。
そんな湊の携帯に彼を好きだという少女、すずの魂が宿ることで湊の人生が再び熱を取り戻していく様子に惹かれました。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/01/26/210000