羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

キミの恋人オーディション 台本にないけどキスしていい?

キミの恋人オーディション 台本にないけどキスしていい?【電子特典付き】 (MF文庫J)

 

久しぶりのあさのハジメ先生の新作で、待ってました。

芝居を下敷きにしたラブコメになっていて、本音か演技か分からないようになっている。

今までの作風とは少し違い、ラブコメの行方が分からないようになっていて、演技しているヒロイン達の本心を見抜けるのか。

 

主人公・英輔が目的の為に手段を選ばないが、周りも役者なので、振り回してくる。

ヒロイン達も隠している気持ちがある。

どれか本音で何が嘘なのか。

どの登場人物の行動も疑っていくのは、楽しいですね。

 

英輔が頭一つ抜けていて、黒い面を持っているので今後どう動いてくのか。

 

英輔が探している情華はいったいどこにいるのか。

 

今後が気になる出だしでした。

 

芸能学校で繰り広げられる、恋×嘘の演劇ラブコメ!

「大好きだよ、英輔。また舞台で再会しよう」
そう言ってアイツはいなくなった。
天才的な子役で、芝居の道に俺を誘い、なにより世界で一番嘘つきな職業は役者だと語っていた初恋の相手・情華。
あの日の約束を叶えるため、俺は彼女がいると噂の芸能学校に転校を決めた。
――この学園で『誰か』を演じているアイツを見つけ出すには、どんな主役(ヒロイン)でも輝かせる最高の助演俳優を目指すのが近道だ。
脚本家である妹・来愛の協力で、まずは同じクラスの元天才子役のギャル、そして銀髪のスター女優と恋愛リアリティショーでの共演が決まるが……。
このキスは芝居(ウソ)か本気か? 恋と嘘をめぐる演劇戦(オーディション)の幕が上がる。