羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~

それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~ (集英社オレンジ文庫)

 

ドラマをきっかけに手に取りました。自分の知らない、知的財産というのを題材にしたドタバタ作品でした。勉強にもなるし、盛り上がりもあって、良かったです。

商標乗っ取り、など実際にありそうな出来事の裏側を除いているようで楽しかったです。

主人公・亜季とエリートな先輩・北脇の凸凹コンビの仕事っぷりは波あり谷ありで、飽きません。

亜季、北脇以外の登場人物の仕事に対する意識も高くて刺激を受けました。

 

 

商標乗っ取り、パロディ商品、特許侵害……飲料メーカーOL亜季が知的財産のトラブルを解決! 痛快お仕事小説。

群馬の中堅飲料メーカー「月夜野ドリンク」に勤める亜季は、知的財産部に異動になった。
親会社から出向してきた上司の北脇は、弁理士資格持ちの知財エリートながら、全国の名物菓子を取り寄せては一人で楽しむ変わり者。
張り切って仕事を始めたとたん、服飾ブランドを営む親友が悪徳企業に訴訟を起こされそうになったり、
自社製品のロゴを改変したパロディ商品が発覚したりと、亜季は慣れない業務に振り回される。
そのたびに北脇の知識と経験に支えられ、なんとか乗り越えてきた矢先、月夜野ドリンクが社運をかけて開発してきた新製品のお茶が、
他社の権利を侵害しているとの理由で発売中止の危機に。

みんなが努力して開発した、汗と涙の結晶の技術を守るために、亜季ができることは!?