表紙の4人の姿を見て、あらすじを読んで、これは複雑な四角関係の恋だと知り読まずにはいられなかったです。
直感で読み始めましたが面白かったです。
主人公の空とヒロインの可奈が別々のクラスメイト、凛と剛を好きになっていて協力しあう。これは空と可奈が協力関係を進めていくうちに互いに好きになってしまうのは読めるが、それが良い。空の好きな凛の気持ちが物語を掻き回すが、凛の本音も悪いことじゃないから辛く感じる。
空、可奈、凛、剛、複雑な4人関係で、誰が悪いわけじゃないから気持ちをどこに向けるかが大事。空、可奈を素直に応援すると良い読後感になります。気持ちのすれ違いかたの描き方が良かったので、良い感じにハラハラしました。
最終的に空、可奈、凛が気持ちを吐き出して、未来に進むのが良かったです。
単巻でも良さが伝わっていますが、続いても大丈夫だと思います。
青春です。