羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

河出書房新社

戦力外捜査官4 世界が終わる街

また宗教関係かと思いましたが、やばい集団じゃないと大事件は起こさないよなと。 またしても設楽はぼろぼろになっていたが、いつか死にそうですね。 周囲も本人も設楽が怪我するのに慣れている。 海月の頭脳はキレまくりで恐ろしいくらいでしたが防犯ブザ…

戦力外捜査官3 ゼロの日に叫ぶ

毎巻のごとく終盤に盛り上がる展開を持ってくるのは流石としか言えないです。 今回はスマホアプリや大衆に根付いている傍観者体質について厳しく追求していて、中々しんどい展開でした。 ウィルスはどこからも入ってくるというのは知ってはいましたがパンデ…

戦力外捜査官2 神様の値段

シリーズ第2巻。 宗教団体を相手にするということで今回も派手な事件に発展していきました。 宗教がテーマで流されて宗教にのめり込む危うさが描かれていました。 設楽の妹・未来が心の弱さにつけ込まれて溺れてしまった。 未来は心酔しきっていたから痛い…

戦力外捜査官 姫デカ・海月千波

タイトル通り、戦略外捜査官になるまでのドジっぷりには目を当てられない。 だが、戦略外になってからが本番。 普通だったら何もしなくていいという意味だけど、海月は何してもいいと捉える。 最初は噛み合わないバディだったが、設楽が海月が真面目に事件…

生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班

花人という特殊設定が鍵になっていて、差別や事件が起こるたびに生まれる偏見が嫌で嫌で仕方ないが、現実でも起きている問題なのがまた嫌だ。 そして、立て続けに起こる殺人事件の犯人は花人というのがまた怪しい。 事件を読んでいて、違和感がある部分が見…

スガリさんの感想文はいつだって斜め上

読書感想部を作るほど、作品の感想を書くのが好きなスガリさんが読書感想文を書くたびに、その感想が話の謎に繋がるのが作品の形。凄く面白かったです。スガリさんの独特な目の付け所の感想文やスガリさんのキャラ造形が物語を引っ張っていて、スガリさんの…