三田先生がファミ通文庫ではなく、別のレーベルから出すと知り楽しみにしていました。
余命短し理奈と恋人となったもののラブストーリー。
見事に作者の手のひらの上で転がされて、読み終わった後は驚いて、また一から読み返したくなる恋愛物語でした。
主人公・理奈が恋人であるシュウとのシーンが少ないなとは思っていたが、そんな仕掛けを組み込んでいたとは、見事です。
一度だけでなく、二度読めば、違う感想が出てくるの間違いないです。
プロローグでも述べられているが、ハッピーエンドなのか、バットエンドなのか、読み手によって分かれると思う
是非、読んで確かめてほしいです!
人生が幸せかは不幸な目に遭わないと気づけないですよね。
この作品は恋愛小説だが、それと同じく、人生を生き抜く大切さが伝わってきました。
自分の人生を生きていきたいと思います。