前巻宿儺に身体を貸した虎杖だけど、宿儺にとってかわられてしまう。
宿儺の自由自在っぷりには一周回って愉快だ。
ただ、敵は倒せたけど、虎杖が… みたいな展開に。
伏黒が宿儺(虎杖)と向き合っている時に見せた矜恃は痺れました。不器用だけど、大事にしている気持ちは美しいと思いました。
平等じゃない世界に平等じゃない救いを。
三人の内一人死亡は案の定でしたが、希望は残されていてホッとしました。
虎杖の状況にいらつく五条先生の情に厚く優しいところが見れました。
虎杖は宿儺と五条先生にしごかれて強くなっていくのが楽しみです。
伏黒と釘崎も同じことの繰り返しにならないように強くなれるといいな。
敵側の動きもこれからどうなっていくのか気になります。
五条先生の戦闘シーンは良いですね。
少年院内に、突如呪胎が発生。取り残された人間を救助する為、虎杖ら高専1年が派遣された! だが特級呪霊へ変態した呪胎に襲撃を受け、ピンチに陥る一行。虎杖は宿儺(すくな)と入れ替わり、呪霊を倒そうと試みるが……!?