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中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる2

中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる2 (講談社ラノベ文庫)

 

1巻も熱かったですが今巻も熱かった。

付き合うことになったら里久と結衣の慣れない距離感ゆえに起こるニヤニヤ感が凄く良いですね。

結衣が周りから嫌われているが、実際は性格が良くて可愛い女の子なのが素晴らしいですし、里久も女の子が苦手だけど、結衣とならさらに近づこうと努力していくので2人の関係を応援したくなること間違いなし。

そんな里久と結衣が過去にあった引きずる出来事が明らかになり、関係が壊れても仕方ないなか、さらに関係か深まっていくのは素晴らしいですね。

 

里久が結衣が過去に起きたことを全て明かさなくても接していて結衣はそんな娘じゃない、かりにそれでも受け止めると覚悟を示せるのは男らしくてかっこよかったです!

結衣も里久のトラウマを笑わすに包み込むような優しさを持っていて、お似合いの2人です。

 

立派な彼氏彼女になってこれからってときだけど、今巻で終わってしまうのは寂しいですが素敵なラブコメをありがとうという気持ちでいっぱいです!

 

ビッチとして有名な学校一の嫌われ者な少女・水守結衣と付き合うことになった里久。
だが、周囲からの注目を避けるため、二人はその関係を秘密にしていた。
特に、里久の後輩――双葉涼音には、絶対に知られない方がいい。
そんなふうに恋人生活を過ごす中で、ある日、里久は結衣と一夜を共に過ごすことに!?
そして、水守が誰にも言えなかった過去が少しずつ明らかになり――!?
「――今夜、私の家に泊まらない?」
「じゃあ、恋人っぽいことでもする?」
「うん、好きだよ。こんなに誰かを好きになったの、初めてだと思う」
中古(?)で一途な女の子との青春ラブコメ、第二弾!