前巻の引きからヴィル回とは知ってはいましたが、良かったです。
コマリのメイドであり相棒で変態だけど頼りになるヴィルがコマリの側から離れている間のコマリが感じた寂しさや複雑な思いが、反転してヴィルを助け出そうとする展開を盛り上げていました。
また、変態メイド・ヴィルがいなくなって初めて気づく、ヴィルの存在感。コマリが思っていたよりも、よく動いてまとめあげていたのが実感出来ました。意外ですけど笑
ヴィルがいない間のサクヤのメイド姿は珍しくて楽しめました。
ヴィルの掘り下げがもう少し欲しいなと思うが、この作品はコマリと周りの仲間の変化を重視しているんだなと。
終盤の次々と仲間が集まるのは熱かったです。
次巻からは違う展開になっていきそうで楽しみです。
ひきこもりだったコマリが自分の行動を見つめ直して成長しているのを感じられて、良い物語です。
コマリの変化を追いかけていきたいです。
相変わらずひきこもれない日々を送るコマリ。
そんなある日、ムルナイトの宮殿に一人の少女がやってくる。
教皇ユリウス6世――六国に強い影響力を持つ神聖教の最高指導者だった!重要な賓客が訪問してきたにもかかわらず、なぜかムルナイト皇帝は行方がわからず、
急場しのぎで七紅天大将軍たるコマリが接見することになったのだが……。今度は世界そのものを揺るがす大騒動に!?
ひきこもりたいのに、ひきこもれない。
コマリの明日はどっちだ!?激動の第5巻!!