羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ひきこまり吸血鬼の悶々2

ひきこまり吸血姫の悶々2 (GA文庫)


コマリの力がすこーし明らかに。そして友達ができた。

(あらすじ)

「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」 
第11回GA文庫大賞《優秀賞》 
自己評価↓最低 他者評価↑最高 ダメダメ美少女が大勝利! 

「ごめん。お前、誰だっけ」? 
コマリが意図せず煽ってしまったのは 
七紅天大将軍の一人、フレーテ・マスカレール。 
これがきっかけで事態はどんどんエスカレートし、
ついに将軍同士が覇を競う「七紅天闘争」にまで大発展してしまう! 
敵となる将軍どもは手ごわいヤツばかり……かと思いきや、 
コマリは新たに七紅天となった少女、サクナと打ち解ける。 
文学趣味で、コマリのことを「姉」と慕うサクナは、 
コマリ以上に内気で気弱な子だった。 
一方その頃、宮廷内では要人暗殺が横行。 
さらにはヴィルがサクナに微嫉妬したりと、 
コマリの周囲は大さわぎ。 
コマリの平穏な引きこもりライフは、はたしてどうなる!? 


今回はコマリの力が疑われて、闘争に参加しなければならないことに。

やっぱりかと。

無茶な展開の連続でコマリが嘆くのが面白いです。可哀想だけど、笑ってしまいます。

それでもヴィルと新キャラのサクナが手伝ってくれて良かった。

相変わらずピンチの連続ですが、コマリの力が解放されると強い。ただ、今回はサクナと仲を深めていたおかげで助かりましたね。

どんな時も勇気は備えているので、奮い立つ姿は読んでて滾りますね。

コマリって身近な人物を大切にするから、みんなコマリの為に動こうと思うんだよね。


今回の闘争でコマリのピンチではあったが、実力を示せたので今後は侮られない…はず。

コマリの力の裏側も少し明かされて、そこがどう響いていくのか心配です。

新キャラのサクナは友人ポジションで、特殊な趣味や抱えている問題などが濃かったです。二面性があるが、優しく強かなキャラなのがやりますね。

彼女も輝いていて良かったです。


ヴィルは相変わらずコマリのこと好きなのが溢れていて、良い性格してますね笑



世界観が広がってきていて、これからどうなっていくのか楽しみです。