映画の予告を観た時に観ようと思っていたので、どんな内容なのか気になってましたが、想像以上の厚みのある物語でした。
戦後の行われてはいけない、戦争犯罪を描かれていて、捕虜への非道な扱いに胸が痛みました。
希望が見えない状況で、山本という男が自分の生き方を貫いて、周りの人達に希望を与えていく様子に勇気が貰えます。
捕虜が家畜みたいな扱いに心が壊れてしまう中、周りを照らす山本を信じようとしていく流れが見事でした。
山本も自分のことだけでなく、周りも考える懐の深さに考えさせられました。
家族と別れて、胸が裂かれそうな状況でも前を向く山本に希望が詰まっていました。
人間らしく生きるということの大切さを教えられる映画でした。
どんな時も希望を忘れてはいけない。
最後まで観るとタイトルに胸がギュッと締め付けられます。
胸にしまっておきたい作品でした。