羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

きみの世界に、青が鳴る

きみの世界に、青が鳴る (新潮文庫nex)


階段島シリーズ最終巻。


この物語は七草と真辺が軸に回っていて、最初から最後まで突き通していて、良かった。

七草と真辺は互いに補い合っていて、だけどわかってないこともあって。それはとことん話し合う。 


大地くんの問題、魔女について、考えに考えぬいて辿り着いた結末は良いところだったのではないかな。


思考の渦に飲み込まれて、全てを把握し切れてないのだが、そこは何度でも読み返して、考えて考えて、少しでも理解しようと思います。


良い作品でした。